"Volume 5 Blake Character Short"はRWBYの5期トレイラーの1つ。2017年9月4日に公開された(現地時刻)。
あらすじ[]
ブレイク・ベラドンナは市場を散策しながら、過去のイリア・アミトラとの会話を思い出す。
ホワイト・ファングに入った経緯を聞かれたイリアは、かつてファウナスという素性を隠してアトラスの上流階級向けの私立学校に通っていたことを話す。彼女は学校に溶け込み、次第に自分が人間の一員だとまで思うようになったいたが、ある日、彼女の両親が働いていたマントルの鉱山で崩落事故が起きる。
市場で目的の男を見つけたブレイクとサン・ウーコンは武器を構えて男に近づくが、彼はブレイクを見るや否や銃を取り出して発砲し、逃走する。二人は男を追いかけ、ついにはブレイクが彼の足にガムボール・シュラウドを巻きつけ捕らえるが、そこで何者かが割り込み彼を助ける。
学校に鉱山のニュースが入ってきたときに、イリアの友人たちはクスクスと笑い出した。イリアは感情を抑え切れず、泣き出すと同時に体色を青く変化させてしまい、それを見た他の子ども達は怯えだしたという。辛い話に同情するブレイクに対して、イリアは身体を赤く変化させながら、奴らの歯を折ってやったと返す。
男を助けたイリアは、近くに吊ってあった木材を落として目くらましに使い、そのまま二人で逃げていく。後から追いついたサンは何があったのかとブレイクに聞くが、彼女はイリアのことは話さず、ただ逃げられたとだけ返す。
トランスクリプト[]
| 1 | Blake ブレイク
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Can I ask you something? | 聞いてもいい? |
| 2 | Ilia イリア
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Sure. | うん。 |
| 3 | Blake ブレイク
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Why... why’d you join the White Fang? | どうして……、ホワイト・ファングに入ったの? |
| 4 | Ilia イリア
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Same reason as you. | あなたと同じ理由。 |
| 5 | Blake ブレイク
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But... | でも…… |
| 6 | Ilia イリア
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But why fight when I pass for Human? | でも、私は人間として通用するのになぜかって? |
| 7 | It’s okay. You're not the first person to ask. | いいよ。それを聞いたのはあなたが初めてじゃない。 |
| 8 | I know I look just like any other Human girl. And for years, that’s how I was raised. We lived in Mantle with the other Faunus working the mines. But my parents wanted something better for me. They managed to enroll me in an Atlas prep school. Imagine that - a little Faunus girl from Mantle going to the city of dreams. I felt like a princess. But I had to follow a set of rules. No bringing friends home, no talking about my parents, and absolutely, under no circumstances, was I allowed to change colors. No one could know I was a Faunus. | 確かに私は人間の女の子に見える。そして何年もその通りに育てられた。鉱山で働くファウナスたちとマントルに住んでいた。だけど両親はもっとましな仕事について欲しかった。どうにか私をアトラスの私立学校にいれてくれた。考えてみて、マントルの小さなファウナスの女の子が夢の街に行くの。まるでお姫様みたいな気分だった。でもいくつかルールがあった。友達を家に入れない、両親のことは話さない、そして絶対に、どんな時でも、身体の色を変えてはいけない。ファウナスだということが誰にも知られないように。 |
| 9 | Blake ブレイク
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That... sounds terrible. | それは……、ひどいわね。 |
| 10 | Ilia イリア
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It wasn't. It was confusing at first, but it wasn't hard… especially if it meant being in Atlas. Sometimes, the other girls would say things about the Faunus. That they were animals, that they were dirty, or they lied, and… I’d say these things with them… because I felt like I was one of them. And then, one day, there was a cave-in at the mines. I was at school, when the news broke. Apparently, one of the workers there tripped while handling some agitated Dust crystals. The explosion caused a chain reaction. And my... friends... snickered. | そんなことない。はじめはとまどったけど難しくは無かった……。だってアトラスに居られるんだから。ときどき他の女の子がファウナスの話をすることがあった。あいつらは動物だとか薄汚いとか、それに嘘つきだって。それで……、私も一緒になって言ってた。私は皆の一員なんだと思ってたから。それからある日、鉱山の崩落が起きた。事件を聞いたとき、私は学校にいた。作業員の一人が攪拌されたダストクリスタルの扱いに失敗したらしかった。爆発は連鎖的な反応を起こして。そうしたら、私の友達は……、クスクス笑いだした。 |
B. 市場 1
| 1 | Sun サン
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Go! | 行け! |
C. 回想シーン 2
| 1 | Ilia イリア
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I lost control. Every inch of me turned blue as I wept. And suddenly, all the girls that I’d laughed and played with… were scared of me. | 私は抑え切れなかった。泣いている内に私の体はどんどん青くなっていった。一緒に笑ったり遊んだりした子達は……、私を見て怯えだした。 |
| 2 | Blake ブレイク
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I'm sorry. | ごめん。 |
| 3 | Ilia イリア
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Don't be. I broke their teeth. | 気にしないで。歯を折ってやったから。 |
D. 市場 2
| 1 | Sun サン
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What happened?! | 何があった!? |
| 2 | Blake ブレイク
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He got away. I'm sorry. | 逃げられたわ。ごめんなさい。 |
キャラクター[]