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"The Final Word"(最後の言葉)RWBYの8期14話目(累計第106話目)のエピソードであり、8期の最終エピソードである。Rooster Teeth有料会員には2021年3月27日、一般には同年4月3日に公開された(いずれも現地時刻)。

あらすじ[]


トランスクリプト(解説含む)[]

A. 封印の間前 1

1 Ironwood
アイアンウッド
Winter do not blame me. I've sacrificed everything. ウィンター、私を責めるなよ。私は全てを犠牲にしてきたのだ。

2 Winter
ウィンター
No, you have sacrificed everyone else. You closed the borders. You squeezed Mantle until it broke. 違う。あなたは他者を犠牲にしてきたのだ。国境を閉じて、マントルが壊れるまで締め上げた。

3 Ironwood
アイアンウッド
I've only done what's best for Remnant. And no one is grateful. 私はレムナントにとって最良のことだけをしてきた。それなのに誰もその事に感謝しない!


B. 中継地点 1

1 Jaune
ジョーン
Priority one. 第一優先だ。

2 Penny
ペニー
Weiss, all she's ever wanted is the maiden power. I can buy you all time. ワイス、彼女がずっと欲しがっているのは乙女の力です。私ならあなた達のために時間を稼げます。

3 Weiss
ワイス
But, Penny... でも、ペニー……。

4 Penny
ペニー
I'm right here. I'm what you want. 私はここです。あなたの望みは私でしょう。

5 Cinder
シンダー
I want it all. 私は全てを望む。

6 Blake
ブレイク
Get up! 立って!


C. エアシップ機内 1

1 Qrow
クロウ
You're making a mistake, Harriet. What happened to Clover, I regret- お前のやってることは間違いだ、ハリエット。クローバーに起きた事は、俺も残念に―

2 Harriet
ハリエット
Shut up already! いいかげん黙れ!

3
Get out of the way! 邪魔するな!

4 Elm
エルム
Hare, please don't do this. They're still evacuating in Mantle. ヘア、お願いだからやめて。まだマントルの人達が避難してるんだ。

5 Harriet
ハリエット
Why can't you just let me do my job. 何でお前達は私に任務を全うさせてくれないんだ!

6 Elm
エルム
Because you're our friend! And we won't let you go through with this. あんたは友達だからだよ! あんたがこんな事をするのを黙って見てられない。

7 Qrow
クロウ
No! まずい!


D. 中継地点 2

1 Weiss
ワイス
Leave her alone. ルビーに近付かないで!

2 Penny
ペニー
Wait! 待って!

3 Weiss
ワイス
Come on, we have to do this for Yang. ほら、ヤンのためにもやり遂げますわ。

4 Ruby
ルビー
No! いやぁ!

5
No! ダメ!


E. エアシップ機内 2

1 Qrow
クロウ
The autopilot's locked. We've gotta go. 自動操縦が解除できない。ここから逃げるんだ!

2 Harriet
ハリエット
There's no time to make it out of the blast range. I've killed us all. I'm sorry. 爆発の範囲から逃れる時間が無い。私がみんなを殺したんだ。ごめんなさい。

3 Elm
エルム
No. You can't! ダメだよ。そんなこと!
can は許可の意味合いが強い。能力的可能性ではなく状況(周囲の事情)的可能性。

4 Vine
ヴァイン
I can, if it means saving all of my friends. いいんだ。それで友を救えるのなら。
ここでの can も基本は上記と同じだが、エルムの制止を振り払うための申し出、自身の意思を示す言葉として使われている。

5 Harriet
ハリエット
No! やめろ!


F. 中継地点 3

1 Ruby
ルビー
Whatever you wanted I hope it was worth it. 何が望みか知らないけど、これで叶ったならよかったね。

2 Cinder
シンダー
You should've never threatened me. And you... should have never been born. お前は私を脅すべきではなかったな。そしてお前は……、生まれるべきではなかった。

3 Blake & Penny
ブレイクとペニー
Ruby! ルビー!

4 Penny
ペニー
No! そんな!

5 Weiss
ワイス
Get back! 消えなさい!

6 Jaune
ジョーン
May, Joanna, any Huntsman that went through that gate, bring 'em here. メイ、ジョアンナ、扉を通っていったハンターの誰でもいい。連れて来てくれ。

7 Cinder
シンダー
It figures that a Schnee would be the last one standing. Letting all her friends die first. やはりシュニーが最後に残ると思っていた。友を先に死なせるだろうとな。

8 Penny
ペニー
You wouldn't know anything about friends. あなたには友達がどういうものか絶対に分かりません。

9 Cinder
シンダー
She's back. 彼女が戻ってきたのだ。

10 Jaune
ジョーン
Penny! Hold on, my Semblance- ペニー! しっかりして、俺のセンブランスで―

11 Penny
ペニー
No. There's not enough time to heal me. She can't get the staff and the power, but there is something you can do. いいえ。私を癒している時間はありません。彼女に杖と力を渡してはいけない。そのために、あなたには出来ることがあります。
ここでの but は She can't と You can をつなぐ接続詞だが日本語にはできないニュアンスなので前後の文がつながるように意訳した。

12 Jaune
ジョーン
No, I- I don't know where the others are, but Weiss will give us time. いや、ほ、他の皆がどこか分からないけど、でもワイスが時間を稼いでくれる。

13 Penny
ペニー
Let me choose this one thing. Trust me. これだけは私に選ばせてください。信じてください。


G. 力の継承

1 Penny
ペニー
Salutations! You made it. ごきげんよう! 来てくれましたね。

2 Winter
ウィンター
Where... What is this. ここは……、これは何だ?

3 Penny
ペニー
I thought of you and here we are. あなたの事を考えました。それでこうなったのです。

4 Winter
ウィンター
Oh, Penny. ああ、ペニー。

5 Penny
ペニー
It seemed fitting that it should be you. It was your power after all. やっぱりあなたがなるべきだと思いました。元々あなたの力だったはずですから。

6 Winter
ウィンター
No, Penny, you were always the real Maiden at heart. I was just the machine. Just following orders. いいや、ペニー。お前こそ心の底から乙女そのものだった。私はただの機械だ。命令に従うだけの。

7 Penny
ペニー
You were my friend. あなたは私の友達でした。

8 Winter
ウィンター
Thank you for trusting me with this. When you're gone... ありがとう、この私を信じてくれて。お前がいなくなっても……。

9 Penny
ペニー
I won't be gone. I'll be part of you. 私はどこにも行きません。あなたの一部になるんです。

10 Winter
ウィンター
Good, I'm glad. それはいいな。嬉しいよ。


H. 封印の間前 2

1 Ironwood
アイアンウッド
So the destiny I chose for you has arrived. さて、私がお前のために選んだ結末の時だ。

2 Winter
ウィンター
You chose nothing. This was a gift. あなたが選んだものなど何も無い。これは贈り物だ。


I. 中継地点 4

1 Cinder
シンダー
Where did it go?! 力はどこにいった!?

2 Winter
ウィンター
No. まずい。

3
Weiss! ワイス!

4 Jaune
ジョーン
We need to go. Now! 行かなければ。今すぐに。

5 Winter
ウィンター
You are going to pay for everything you've done. お前には、これまでの行い全ての報いを受けさせる。


J. 封印の間前 3

1 Cinder
シンダー
I failed you again, master. They used the staff to save thousands before our allies fell, Neopolitan... killed Ruby. And before Ruby and her teammates fell, they use the lamp's final question. I couldn't stop them. I couldn't even stop the Maiden from escaping without putting the relics in jeopardy. I'm... I'm sorry. 私はまたしても失敗しました。奴等は数千人を救うために杖を使いました。こちらの陣営が陥落し、ニオポリタンが……、ルビーを殺す前に。そしてルビー陣営は陥落前に、ランプに最後の質問をしました。私はそれを止められませんでした。私はレリックの確保を優先するあまり、乙女が逃げるのを阻止することすらできませんでした。私は……、申し訳ありません。
ここでシンダーは fell(fall) を多義的に使っている。視聴者はルビー達が落ちる場面を直接見ているので fall=死亡、または「奈落に落ちた (fall into the void)」のように聞こえるが、これを聞いているセイラムは戦場における大将として部下から報告を受けている立場なので fall を「陣営が陥落する」の意味で受け取っている。この報告で重要なのはあくまで「戦況」なので、こういった抽象的な言い回しでもセイラムに不審がられることはない。シンダーはこれを利用して自分が仲間を始末した(ニオを奈落に落とした、ワッツを殺した)ことを曖昧にしている。

2 Salem
セイラム
In pursuit of a new world no cost is too great. You've done well, Cinder. Our work here is done. You said they used the staff. I assume you rid the world of their creation. What did you create in its stead? 新たな世界を求めるにあたって、代償が高過ぎるということはない。よくやったぞ、シンダー。ここでの仕事は終わった。奴等が杖を使ったと言ったな。お前は世界から奴等の創造物を消し去ったのだろう。それらの代わりに何を創った?

3 Cinder
シンダー
I merely added more flames to the fires of Atlas. And that's checkmate. 私はアトラスの戦火の中に炎を足したにすぎません。それでチェックメイトです。


キャラクター[]


トリビア[]

  • 公式サイトの本エピソードの説明文はオープニングテーマの"For Every Life"の歌詞である。
  • アトラス市落下後(17:22頃)のシーンは無音だが口の動きからしてクロウは「ルビー!ヤン!」と叫んでいる。
  • 本エピソードでジョーンのクロケア・モルスが砕かれるのは元から決まっていたことではなく、Eddy Rivasが脚本を考えている間に軽い気持ちで追加したものである[1]
  • セイラムとシンダーがアイアンウッドを気にもせず去っていくというシーンはVolume 1の制作以前からあったアイデアである[1]
  • クレジット後の最後のシーンで地面にクレセント・ローズが刺さっている構図はオープニングの最後のシーンと同じである。

参考[]

  1. 1.0 1.1 RWBY Volume 8 Directors' and Writers' Commentary Chapter 14
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