"Search and Destroy"(討伐作戦)はRWBYの2期9話目(累計第25話目)のエピソード。Rooster Teeth公式サイト上にて2014年10月2日に公開された(現地時刻)。
あらすじ[]
チームRWBYのメンバーが茫然と立ち尽くす中、バーソロミュー・ウーブレックは偵察任務に必要な荷物は全てエアシップに用意してあることと、自身のことを博士と呼んでほしいということを早口で説明する。そして、既に予定より遅れていると話していち早くエアシップへ乗り込む。任務が期待外れなものになりそうな雰囲気を払拭しようと、ルビー・ローズは世界を救いに行こうと意気込む。そこにチームJNPRのメンバーや、サン・ウーコンとネプチューン・ヴァシリアスが現れ、それぞれの任務について説明し合う。そこでウーブレック博士がチームRWBYの4人を急かしたため、彼らは互いの幸運を祈って別れた。
エアシップの中で、ウーブレック博士は、目的地のマウンテン・グレンがかつてヴェイルの領土拡大策の失敗で放棄された場所であること、そしてそれ故に隠れ家として適した場所であることを説明する。目的地に着いたあと、博士は任務の開始を宣言し、荷物を背負っていたルビーに対して不要なため置いていくようにと告げる。ルビーがそれを渋ったため、博士が荷物の中身を確認しようとするが、そこで荷物の中からツヴァイが飛び出す。ルビーは博士に怒られることを覚悟したが、意外なことに博士は偵察任務における犬の有用性を語り、持ち込んだルビーを褒める。その後、博士は任務の進め方について説明しようとするが、そこで彼は徘徊するベオウルフを発見する。負の感情に引き寄せられるグリムの性質を利用するため、博士は密かにベオウルフの後を追うことを提案するが、そこでベオウルフに気付かれてしまい、仲間のグリムも集まってきてしまう。仕方なくチームRWBYがグリムの掃討にあたり、博士が辺りの調査を進めることになる。
しばらくグリムの群れを倒し続けたあと、ヤン・シャオロンはウーブレック博士がグリムに見向きもせずに淡々と調査していることに疑問を呈する。博士はそれに対して、任務は英雄的行為ばかりではなく地味な仕事の場合もあると説明する。チームRWBYがグリムを掃討し続ける中、博士はヤン、ワイス・シュニー、ブレイク・ベラドンナに対してそれぞれ、なぜハンターを目指すのかを問いかけ、3人は思い思いの理由を答える。日が落ちかけてきた頃、博士はこの3人に野営の準備を指示し、自身はルビーと共に辺りの見回りに向かう。見回りの道中、二人は廃墟の外を徘徊するゴライアスという巨大なグリムの群れを目撃する。博士は、このグリムが数百年を生きた結果、人間を無闇に襲ったりはしない知恵を身に着けたと説明する。その後、ルビーが博士にハンターになった理由を問うと、彼はマウンテン・グレンの惨状を取り上げ、そのような歴史から学び、人々を守るためにハンターとなったのだと答える。
野営の準備をしたあと、ヤン、ワイス、ブレイクはウーブレックから聞かれた質問について改めて考える。そこに博士とルビーが戻り、博士は交代で見張りをしながら休息を取るようにと指示する。
トランスクリプト[]
A. 中庭
1 | Weiss ワイス
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Professor Oobleck? | ウーブレック教授? |
2 | Oobleck ウーブレック
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Yes, I'm afraid those bags won't be necessary, girls, seeing as you've opted to shadow a Huntsman on what is now essentially a reconnaissance mission. I can assure you, we will not be establishing a single base of operations; rather, we will be traversing several miles of hazardous wasteland and making camp in any defendable locations we may stumble upon. I packed all of our essentials myself, plotted our air course, and readied the airship. And... It's Doctor Oobleck. I didn't earn the PhD for fun, thank you very much! | うむ、君達のその荷物は不要になるだろう。君達は偵察任務に赴くハンターに付いていくことを選んだのだからね。断言しておくが、我々は一つの拠点を作ったりはせず、むしろ危険な荒野を数マイル横断し、守りを固められそうな場所が見つかればそこでキャンプを行う。必要なものは全て私が用意しており、空路も確認済みで、エアシップの離陸準備も完了している。そして…、ウーブレック"博士"だ。伊達で博士号を取ったわけではないのでね。 |
3 | Weiss ワイス
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Uh... | えーと…。 |
4 | Oobleck ウーブレック
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Come now, children; according to my schedule, we are already three minutes behind! ...schedule! | さあ、君達、私のスケジュールによれば既に我々は3分遅れている。…スケジュールだ! |
5 | Ruby ルビー
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Well, alright, then! Looks like we're going to save the world with Doctor Oooobleck- okay yeah when you say it out loud it sounds worse. | よーし、それじゃあ、私達はウーブレック博士と一緒に世界を救いに…、うん、声に出して言ってみるとますますダメな感じ…。 |
6 | Nora ノーラ
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Save the world? | 世界を救う!? |
7 | You're going on world-saving missions without us? I'm hurt... sad! Maybe a little hungry? That last one's not your fault, though. Ren... | 私達抜きで世界を救う任務に行くわけ!? つらい! 悲しい! ちょっとお腹も空いてる? 最後のはあなた達のせいじゃないけどね。レン…! |
8 | Jaune ジョーン
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Sounds exciting. Where ya going? | 面白そうだね。どこに行くの? |
9 | Ruby ルビー
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Oh, just outside the kingdom... | あ、ちょっと王国の外に…。 |
10 | Nora ノーラ
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Hey! So are we! | ええ! 私達も! |
11 | Pyrrha ピュラ
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Ren and Nora wanted to shadow the sheriff of a nearby village. | レンとノーラが近くの村の保安官に付いていきたいって。 |
12 | Ren レン
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We set out tomorrow. | 私達は明日出発です。 |
13 | Neptune ネプチューン
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Then you can party with us tonight! We're shadowing a crime specialist. All inner-city detective stuff. We get junior badges. | なら今夜は俺達とパーティできるな! 俺達は犯罪捜査のプロに付いていくんだ。街の中で捜査をやるんだ。見習いのバッジもある。 |
14 | Jaune ジョーン
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Wow... | うわぁ…! |
15 | Sun サン
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We normally go to the city with you guys, which means stuff's always exploding and junk, so we thought this might be a better way to check out the kingdom when it's, you know... normal. | 普段はお前らと一緒に街に行くけどさ、それだといっつも何か爆発したりとかしてるしさ。だから今回は見て回るいい機会と思ったんだよ。王国を…、普通にさ。 |
16 | Ruby ルビー
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Well- | それじゃ― |
17 | Oobleck ウーブレック
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Four minutes, ladies! | 4分だぞ、お嬢さん方! |
18 | Ruby ルビー
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Well, uh... Wish us luck! | それじゃあ…、幸運を祈ってて! |
B. エアシップ内
1 | Yang ヤン
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I guess I just never saw you as much of a fighter. | 博士は戦士って感じには見えなかったんですけど。 |
2 | Oobleck ウーブレック
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I admit I fancy myself more of an intellectual, but I can assure you, as a Huntsman, I've had my fair share of tussles. | 確かに私は知性派だと自認している。だが一人のハンターとして、荒事にも精通していることは保証しよう。 |
3 | Ruby ルビー
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Like the mushroom? | 子供が大人の真似する…? |
4 | Blake ブレイク
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Those are truffles. | それはままごと。 |
5 | Ruby ルビー
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Like the sprout? | 冗談みたいなやつ? |
6 | Yang ヤン
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Those are Brussels. | それはたわ言。 |
7 | Oobleck ウーブレック
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Besides, given my expertise in the field of history as well as my dabblings in the archaeological surveys, our dear headmaster saw fit to assign me to this particular... assignment! | 加えて、私の歴史に関する専門知識と少しばかりの考古学調査の知識を鑑みて、我らが学長はこの役目に私が相応しいと判断したのだ。 |
8 | Weiss ワイス
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What does history have to do with this? | この件に歴史がどう関係しますの? |
9 | Oobleck ウーブレック
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Why, what a preposterous question, you silly girl! Why, history is the backbone of our very society! And the liver! Probably the kidneys, if I were to wager. | おや、何という非常識な質問だ、無知なお嬢さん。歴史は我々の社会の背骨となるものだ! それに肝臓でもある! 私が賭けるとしたら腎臓だと思うが。 |
10 | Weiss ワイス
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And that means..? | それはつまり…? |
11 | Oobleck ウーブレック
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The southeast quadrant outside of Vale is home to wild forests and deep caves, but it is also the location to one of the kingdom's greatest failures! | ヴェイルの外の南東の地域は手つかずの森と深い洞窟で知られる場所だが、同時に王国最大の失敗の一つがあった場所でもある。 |
12 | Ruby ルビー
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Mountain Glenn. | マウンテン・グレン。 |
13 | Yang ヤン
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That's right! It was an expansion of Vale... but in the end it was overrun by Grimm and fenced off from the rest of the city. | そうだ! ヴェイルの拡大策の一つだった…。けど結局はグリムに制圧されて都市から隔離されたんだよね。 |
14 | Oobleck ウーブレック
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Correct! And now it stands abandoned as a dark reminder. | その通り! そして今は負の遺産として放棄されている。 |
15 | Blake ブレイク
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And a likely place for a hideout. | そして隠れ家としても最適。 |
16 | Oobleck ウーブレック
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Precisely! | まさしく! |
C. マウンテン・グレン屋外 1
1 | Oobleck ウーブレック
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Ladies! You still may be students, but as of this moment, your first mission as Huntresses has begun! From this point forward, you need to do exactly as I say! Do you understand? | お嬢さん方、君達はまだ学生かもしれないが、今この時より君達の最初の任務が開始された。これから先は私の言う通りに行動すること。分かったかな? |
2 | Ruby! I thought I told you to leave all of your bags back at school. | ルビー! 荷物は全て学校に置いてくるよう言ったはずだが。 |
3 | Ruby ルビー
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But, uh, you hadn't told us to listen to you yet. So I didn't. | でも、あの、あの時はまだ従えとは言われてませんでした。だから従いませんでした。 |
4 | Oobleck ウーブレック
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She's not wrong... Very well, Ruby; leave your bag here, we can pick it up upon our return. | 間違ってはいないな…。よしルビー、荷物はここに置いていきたまえ。それは帰還するときに回収する。 |
5 | Ruby ルビー
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But I, well uh- | でも、これは― |
6 | Oobleck ウーブレック
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Young lady, what in the world could you possibly have in that bag that could be so important to bring it with... | お嬢さん、君のそのバッグに一体どれ程大事な物が入っていると― |
7 | Ruby ルビー
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Get back in the bag. | 中に戻って…。 |
8 | Oobleck ウーブレック
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We're here to investigate an abandoned urban jungle teeming with death and hostility, and you brought... a dog? | 我々は死と敵意に満ちた都市の廃墟を調査に来たというのに、君が持ってきたのは…、犬だと? |
9 | Ruby ルビー
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I, uh... | これは… あの…。 |
10 | Oobleck ウーブレック
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Genius! Canines are historically known for their perceptive nose and heightened sense of sound, making them excellent companions for a hunt such as ours! | 天才だ! イヌ科の動物は歴史的に鋭い嗅覚と高い聴覚で知られている。それによってこのような探索において優秀な仲間となるのだ! |
11 | Ruby ルビー
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I'm a genius! | 私って天才。 |
12 | Blake ブレイク
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So, what are your orders, Doctor? | それで、これからどうしますか? 博士。 |
13 | Oobleck ウーブレック
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Ah, yes, straight to the chase; I like it! As you've been informed, the southeast area has been marked as a recent hot spot for Grimm activity. Now, there are several possible explanations for this behavior, one of which being... Grimm. | おお、そうだ。単刀直入だな、いいぞ! 君達も聞いている通り、南東の地域は最近グリムの活動が活発な地域として注目されている。さて、それにはいくつかの理由が考えられるが、その一つが…、グリムだ。 |
14 | Ruby ルビー
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Uh, what? | えーと…、はい? |
15 | Oobleck ウーブレック
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Grimm. A creature of Grimm approximately one hundred yards from us at this very moment. | グリムだ。まさに今グリムの創造物が我々のおよそ100ヤード先にいる。 |
16 | Yang ヤン
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What?! | はい!? |
17 | Oobleck ウーブレック
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Stop! | 待ちたまえ。 |
18 | Blake ブレイク
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Huh? | え? |
19 | Oobleck ウーブレック
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There are a number of reasons why Grimm will congregate in this particular area, the most likely of which will be their attraction to negativity: sadness, envy, loneliness, hatred. All qualities that are likely held by our hidden group harboring ill intent. | グリムがこの特定の地域に集まる理由はいくつもある。最も相応しい理由は負の感情に引き寄せられたというものだ。悲しみ、妬み、孤独、憎しみ。悪意を抱きながら潜んでいる集団にありがちな感情だ。 |
20 | Ruby ルビー
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So... What now? | それじゃ…、どうするんですか? |
21 | Oobleck ウーブレック
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We wait. We track. If this specimen leads us to its pack, that pack may subsequently lead us to our prey. | 待機する。そして追跡する。もしこの個体が群れに導いてくれれば、その群れは我々の目的へと導いてくれるだろう。 |
22 | Blake ブレイク
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How long do we wait? | どのくらい待つんですか? |
23 | Oobleck ウーブレック
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It's uncertain. Hours, days, weeks. Why, lone Grimm have been known to stay isolated from the pack for months - and there's the whole pack. | それは分からない。数時間、数日、数週間…。単独行動のグリムは群れから数か月離れることもあることが知られている― 群れがいるな。 |
24 | Weiss ワイス
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What? | はい? |
25 | Oobleck ウーブレック
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And now they've seen us. | そして彼等はこちらに気付いた。 |
26 | Weiss ワイス
|
What?! | はい!? |
27 | Oobleck ウーブレック
|
AND NOW THEY'VE SEEN US! | そして彼等はこちらに気付いた! |
28 | Ruby ルビー
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I take it tracking them is out of the question? | 追跡する話は無くなったってことでいいですか? |
29 | Oobleck ウーブレック
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An accurate assumption, yes. | その仮定は正しい。 |
30 | Yang ヤン
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What's the plan, then? | じゃあどうするわけ? |
31 | Oobleck ウーブレック
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Show me what you're capable of. | 君達の力を見せてもらおう。 |
32 | Ruby ルビー
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Cover your ears, Zwei! | 耳を閉じてて、ツヴァイ。 |
33 | Heh. Piece of cake! | ふん。朝飯前です。 |
34 | Oobleck ウーブレック
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Do not celebrate yet, for I am certain this is the first bout of many. Shall we continue? | まだ喜ぶのは早い。間違いなくこれは第一陣に過ぎない。さあ続けようか。 |
D. マウンテン・グレン屋外 2
1 | Oobleck ウーブレック
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Excellent work, girls! Unfortunately, there doesn't seem to be any signs of criminal operations in this sector. Oh, well! Moving on! | よくやったぞ君達! 残念ながら、この区画には犯罪計画の兆候は一切見られない。とにかく、次へ行こう! |
2 | Yang ヤン
|
Hey, Doc, y'know, I was actually looking forward to seeing a "pro Huntsman" in action. Like, fighting, or at least, helping us fight? | あの、博士、何て言うか、プロのハンターの活動が見られるのかなと思ってたんですけど。例えば、戦うとか、少なくとも私達の戦いをサポートするとか。 |
3 | Oobleck ウーブレック
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Ah, but I am in action! Scouring the ruins of this once-great city for any signs of irregularity! Not every mission is filled with daring and heroism, girls. Sometimes it's just a heightened form of extermination! Remember, this is a job, and you all signed up for it. I do hope you understand that. | おや、活動ならしているぞ。かつての偉大な都市の遺跡で、あらゆる異常の兆候を探して回っている。全ての任務が大胆さと英雄的行為に溢れているとは限らないのだよ。単なる駆除の延長という場合もある。思い出したまえ、これは仕事で、君達がそれを選んだんだ。どうかそれを理解して頂きたい。 |
4 | Yang ヤン
|
Well, yeah... O-Of course! | いや、もちろん…、分かってます。 |
5 | Oobleck ウーブレック
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Hmm... | フーム…。 |
E. ウーブレックとヤン
1 | Oobleck ウーブレック
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Tell me, Yang: Why did you choose this line of work? | 教えて欲しい、ヤン。なぜこの職業を選んだのかな? |
2 | Yang ヤン
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Huh? Well, to fight monsters and save- | え? まあ、怪物を倒して皆を守る― |
3 | Oobleck ウーブレック
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No, that is what you do. I want to know why you do it. The honest reason as to why you want to be a Huntress. | 違う、それは"何をするか"だ。私が聞きたいのは"なぜするか"だ。君がハンターになりたい正直な理由を知りたい。 |
4 | Yang ヤン
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The honest reason? I'm a thrill-seeker. I want to travel around the world and get wrapped up in as many crazy adventures as I can. And if I help people along the way, then that's even better. It's a win-win, y'know? | 正直な理由? 私はスリルが好きなんです。世界中を旅して凄い冒険を出来るだけ多く楽しみたい。その中で人助けができるのならもっと良い。Win-Winってやつですよね。 |
5 | Oobleck ウーブレック
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I see. | なるほど。 |
F. ウーブレックとワイス
1 | Oobleck ウーブレック
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And you, Miss Schnee? A girl born into fame and fortune such as yourself certainly doesn't need the extra work. So... why choose this over a cushy job in Atlas? | それで、ミス・シュニー。君のように生まれながら富と名声を持っている少女は余計な仕事をする必要は無いだろう。なのに…、なぜアトラスでの楽な仕事ではなくこれを選んだのかな? |
2 | Weiss ワイス
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It's exactly as you said: I'm a Schnee. I have a legacy of honor to uphold. Once I realized I was capable of fighting, there was no longer a question of what I would do with my life. It was my duty. | 博士が言った通り、私がシュニーだからです。私には代々受け継がれた守るべき名誉があります。自分に戦う能力があると知ったとき、もはや人生をどう過ごすかという疑問はありませんでした。これは私の責務ですわ。 |
3 | Oobleck ウーブレック
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Interesting. | 興味深い。 |
G. ウーブレックとブレイク
1 | Oobleck ウーブレック
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And what about you, Blake? You seem to carry yourself with a sense of purpose. | 君はどうかな? ブレイク。君は目的を持って行動しているように見えるが。 |
2 | Blake ブレイク
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There's too much wrong in this world to just stand by and do nothing. Inequality, corruption... Someone has to stop it. | 傍観し何もしないでいるにはこの世界は悪が多過ぎます。不平等、政治的腐敗…、誰かが止めなきゃいけません。 |
3 | Oobleck ウーブレック
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Very well. How? | なるほどね。方法は? |
4 | Blake ブレイク
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I, Uh... | それは…。 |
H. ウーブレックとルビー
1 | Ruby ルビー
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Sorry! Uh... Are we ready to keep going? | すみません! えーと…、もう次に行きますか? |
2 | Oobleck ウーブレック
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Nope! I believe that will have to do for today. It's going to be dark soon. | いいや、今日はこのぐらいにしておこう。じきに暗くなる。 |
3 | You three, set up camp in that building. Oh, and please do make sure there are no more of those... creatures. Your leader and I are going to secure the perimeter. Come, Ruby. | 君達3人はその建物の中でキャンプの準備を頼む。ああ、それと周囲にこれ以上居ないことを確認して欲しい。あの怪物がね。君達のリーダーと私はこの一帯の安全を確保しに行く。来たまえ、ルビー。 |
4 | Ruby ルビー
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Whaaaa... What is that? It looks awesome! | うわぁ…! 何ですかあれ? すっごい! |
5 | Oobleck ウーブレック
|
That, my dear girl, is a Grimm. | あれはねお嬢さん、グリムだ。 |
6 | Ruby ルビー
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Let's kill it. | 殺しましょう。 |
7 | Oobleck ウーブレック
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I'm afraid your sniper rifle will do nothing more than agitate a Grimm of that size. | 残念ながら、あのサイズのグリムに対しては君のスナイパーライフルでは怒らせるだけだ。 |
8 | Ruby ルビー
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But... What if it attacks us? | でも、襲ってきたらどうするんですか? |
9 | Oobleck ウーブレック
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Fret not, Ruby; those Goliaths are not concerned with us. Ruby, not every Grimm is mindless, or rather not every Grimm is still mindless. You see, the Grimm you see before you are so powerful, so superior to the Grimm you fought, that they've undoubtedly lived hundreds of years, and in that time between killing humans and attacking our borders, they have done one important thing: They've learned. They've learned that when they attack our borders, they're likely to die, and what we lack in strength, we make up for in will, and that killing one human will only bring more. | 心配は無用だ、ルビー。あのゴライアスは我々の事など気にしない。ルビー、全てのグリムが心が持たないわけではない。より正確には、全てのグリムが心を持たないままというわけではない。君の目の前にいるグリム達は極めて強力で、君の戦ったグリムより遥かに優れている。それ故彼等は間違いなく何百年も生きており、人々を殺し都市の境界線を襲っている内にある重要なことをした。彼等は学んだのだ。彼等は境界線を襲うことで死にやすくなること、我々は力こそ弱いが、それを意志の強さで補うこと、そして一人の人間を殺すことはより多くの人間を招くだけだということを学んだ。 |
10 | Ruby ルビー
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Then why are they still so close to the city? What are they doing? | それなら、なぜ今もこんな都市の近くにいるんですか? 彼等は何をしているんですか? |
11 | Oobleck ウーブレック
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Waiting. | 待っているのだ。 |
12 | Ruby ルビー
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Doctor Oobleck? | ウーブレック博士? |
13 | Oobleck ウーブレック
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Hmm? | ん? |
14 | Ruby ルビー
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I was wondering... | 気になってたのですが…。 |
15 | Oobleck ウーブレック
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Wondering why I've been interrogating your teammates all day? | なぜ私が今日一日君のチームメイトに色々質問していたか、かね? |
16 | Ruby ルビー
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A-Actually, I was wondering... Why did you want to become a Huntsman? | そうではなく…、気になったのは…、なぜ博士はハンターになろうと思ったんですか? |
17 | Oobleck ウーブレック
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Look around and tell me what you see. | 辺りを見て何が見えるか言ってみたまえ。 |
18 | Ruby ルビー
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Lots of old buildings, uh, empty streets... | 古い建物がいっぱい…、誰も居ない道路…。 |
19 | Oobleck ウーブレック
|
I see lives that could have been saved. As a Huntsman, it is my job to protect the people, and although I am capable of doing it with traditional weaponry, I believe I can make a much larger impact if I do it with my mind. As a teacher, I'm able to take knowledge, the most powerful weapon of them all, and place it in the hands of every student that passes through my classroom. I look at this wasteland, and I see lives that could have been saved, but I also see an opportunity; an opportunity to study these ruins and learn from this tragedy, and therefore become stronger. I am a Huntsman, Ruby, because there is nothing else in this world I would rather be. | 私には救えたかもしれない命が見える。ハンターとして、人々を守ることが私の仕事だ。そして私には昔ながらの武器を使ってそれを行う力があるが、知性を使うことでより大きな効果を発揮することが出来ると信じている。教師として、私は授業を通じて知識という最も強力な武器を生徒達全員に手渡すことが出来る。私はこの荒廃した地に救えたかもしれない命を見るが、同時にチャンスも見ることが出来る。この廃墟を研究し悲劇に学び、それによってより強くなるチャンスだ。私はハンターだよ、ルビー。なぜならこの世界でそれ以上になりたいものなど無いからね。 |
I. 野営地
1 | Yang ヤン
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I can't believe we didn't find anything... | 何も見つからなかったなんて信じられない…。 |
2 | Blake ブレイク
|
We've always been fortunate enough to be in the right place at the right time. I guess we can't always have luck on our side. | 私達が今まで適切なタイミングで適切な場所に居ることができたのは幸運だった。いつも運が味方してくれるわけじゃない。 |
3 | Weiss ワイス
|
That's not what I meant. | そういうつもりではなかったのです。 |
4 | Blake ブレイク
|
Huh? | え? |
5 | Weiss ワイス
|
Earlier, about... upholding the legacy. There's more to it than that. | 先ほど、私が言った…、家の伝統を守るということ。それだけじゃないはずですわ。 |
6 | Yang ヤン
|
Yeah... No, me too. I mean... I don't know. | うん…、私もそれだけじゃない。というか…、よく分からない。 |
7 | Blake ブレイク
|
I don't know, either. I know what I want to do, but I figured I'd always take things one step at a time. | 私も分からない。自分がしたい事は分かる。でも、自分がいつも一つずつ物事をこなしてたってことに気付いた。 |
8 | Yang ヤン
|
Well, it doesn't matter. We know why we're here. Right? | まあ、それは関係無いよ。私達は今ここに居る理由を知っている。そうでしょ? |
9 | Oobleck ウーブレック
|
Ah, wonderful; a textbook campfire! | おお、素晴らしい。お手本通りのたき火だ。 |
10 | Ruby ルビー
|
Fire! So... warm... | 火だ! ああ…、暖かい…。 |
11 | Oobleck ウーブレック
|
Very good! Eat your dinners and hurry to bed. We have a lot of ground to cover tomorrow and we'll need you to take turns keeping watch over our temporary abode. Any volunteers for first watch? | よし! 夕食を取って早く寝なさい。明日調査する場所はまだまだ残っているし、君達には交代でこの一時の宿を見張りしてもらう。最初に見張りをしたい者は? |
12 | Ruby ルビー
|
Yo. | はーい。 |
13 | Yang ヤン
|
Hey, did Oobleck ask you why you wanted to be a Huntress? I mean... what did you tell him? | ねえ、ウーブレックからハンターになりたい理由聞かれた? その…、何て答えたの? |
14 | Ruby ルビー
|
Hmm... No, he didn't. Weird. Oh, well; good night, guys! | うーん…、聞かれてないよ。変なの。まあいいや、お休みなさい。 |
15 | Don't worry. Things will be better tomorrow. | 心配無いよ。明日はきっと上手くいくから。 |