"Jaunedice"(ジョーン・ディス)はRWBYの1期11話目のエピソード。一般には2013年9月26日に公開された(現地時刻)。
あらすじ[]
戦闘技術の授業中のスパーリングにて、疲労し切った様子のジョーン・アークは、力を振り絞ってカーディン・ウィンチェスターに攻撃を仕掛ける。しかし、カーディンはそれを容易にかわし、反撃でジョーンを吹き飛ばす。なおも向かっていくジョーンだが、カーディンの攻撃を受けてダウンしてしまう。カーディンはとどめの一撃を加えようとするが、そこでグリンダ・グッドウィッチ教授が試合終了を宣言する。彼女は、ジョーンのオーラが危険水域に達していることを説明し、オーラ管理の重要性を彼に説く。最後に、教授はヴァイタル・フェスティバルとそこで行われるトーナメントの事に触れ、生徒たちに訓練を怠らないよう警告して授業を終えた。
チームRWBYとチームJNPRは食堂で集まり雑談をしていたが、ジョーンは一人浮かない顔をしていた。その様子を見ていたピュラとルビーは、彼がカーディンにいじめられていることを指摘する。カーディンはジョーンを見るたびにスクロールをはたき落としたり、盾をいきなり起動したり、挙句の果てにはロケット付きのロッカーに彼を押し込んで発射するなどしていたが、ジョーンはカーディンはふざけているだけだとしていじめだとは認めなかった。この話をしている間、カーディンはチームメイトと共にファウナスのヴェルヴェット・スカーラティーナをからかっており、ピュラは不快感をあらわにする。ジョーンは一足先に食堂を後にするが、カーディンはそんな彼を見ながらニヤリと笑った。
トランスクリプト[]
A.講堂
1 | Cardin カーディン
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This is the part where you lose. | お前もここまでだ。 |
2 | Jaune ジョーン
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Over my dead- | そうはいくか― |
ジョーンが言いかけたセリフは"Over my dead body"(俺の死体を乗り越えろ)で「俺が生きてる内はそんなことはさせない」という意味
3 | Glynda グリンダ
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Cardin, that's enough. Students, as you can see, Mr. Arc's Aura has now dropped into the red. In a tournament-styled duel, this would indicate that Jaune is no longer fit for battle and that the official may call the match. Mr. Arc, it's been weeks now. Please try to refer to your scroll during combat. Gauging your aura will help you decide when it's appropriate to attack or when it is better to move to a more... defensive strategy. We wouldn't want you to be gobbled up by a Beowolf, now would we? | カーディン、そこまでです。皆さん、見ての通りアーク君のオーラは赤のレベルに落ちています。競技形式の勝負ではこのことはジョーンの戦闘続行不可能を意味し、審判は試合終了を宣言します。アーク君、もう数週間経ちますよ。試合中にスクロールを確認してください。自らのオーラを確認することは攻撃をすべきか、より守備的な戦略を取るかを決めるのに役立ちます。あなたがベオウルフに丸飲みにされることなど誰も望みません。そうでしょう? |
4 | Cardin カーディン
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Speak for yourself... | 俺は構わないけどな。 |
5 | Glynda グリンダ
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Remember everyone! The Vytal Festival is only a few months away. It won't be long before students from the other kingdoms start arriving in Vale, so keep practicing! Those who choose to compete in the combat tournament will be representing all of Vale. | 皆さん覚えておいてください。ヴァイタル・フェスティバルまでもう数か月しかありません。他の王国の生徒達がヴェイルに来るまでもうそれ程時間はありません。従って訓練を続けるように!戦闘トーナメントの選手となった者はヴェイルを代表することになるのですよ。 |
B.食堂 1
1 | Nora ノーラ
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So... There we were... In the middle of the night... | そう、あれは真夜中のことだった…。 |
2 | Ren レン
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It was day... | 昼間でしたよ。 |
3 | Nora ノーラ
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We were surrounded by Ursai. | 私達はアーサの群れに囲まれた…。 |
4 | Ren レン
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They were Beowolves. | ベオウルフでした。 |
5 | Nora ノーラ
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DOZENS OF THEM! | 何十匹も居た! |
6 | Ren レン
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Two of'em... | 二匹でした。 |
7 | Nora ノーラ
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But they were no match. And in the end... Ren and I took them down and made a boatload of Lien selling Ursa skin rugs! | でも奴等に勝ち目は無かった。最後には、レンと私はそいつらを倒して、アーサの皮の絨毯を売って山ほどのリエンを手に入れたの! |
8 | Ren レン
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She's been having this recurring dream for nearly a month now... | ノーラはこの夢をもう1ヶ月近く見続けているんです。 |
9 | Pyrrha ピュラ
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Jaune... Are you okay? | ジョーン、大丈夫? |
10 | Jaune ジョーン
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Uh? Oh, yeah! Why? | え? ああ、うん。何で? |
11 | Ruby ルビー
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It's just that you seem a little... not okay... | 見た感じちょっと…元気じゃなさそう…。 |
12 | Jaune ジョーン
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Guys, I'm fine... Seriously, Look! | みんな、俺は大丈夫だよ。本当にさ、ほら! |
13 | Pyrrha ピュラ
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Jaune, Cardin's been picking on you since the first week of school. | ジョーン、カーディンは最初の週からずっとあなたをいじめてるでしょう。 |
14 | Jaune ジョーン
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Who? Cardin Winchester? Nah... He just likes to mess around, you know? Practical jokes! | 誰、カーディン・ウィンチェスターのこと? いやいや、あいつはちょっとふざけてるだけだよ。まあ、日常的なジョークさ。 |
15 | Ruby ルビー
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He is a bully. | あいついじめっ子でしょ。 |
16 | Jaune ジョーン
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Oh please... Name one time he's "bullied" me... | おいおい! いつあいつが俺を"いじめた"んだよ? |
C.ジョーンの回想
1 | Jaune ジョーン
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Ah, COME ON! | おい、やめてくれよ! |
2 | Come on...! | 何だよもう…。 |
3 | Glynda グリンダ
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Each of you will be assigned one rocket-propelled locker to store your weapons and extra-armor. Additionally, your locker can be sent to a custom location based on a six-digit code. | あなた方それぞれに一つずつ、武器と追加の防具を仕舞うためのロケット推進ロッカーが割り当てられます。さらに、このロッカーは6桁のコードで指定された任意の場所に送ることができます。 |
4 | Jaune ジョーン
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What?! No, wait, wait! You've gotta get me out of here! Please! Don't! Don't! Don't do it! | え!? やめろよ、待った、待った!ここから出してくれ! お願い! ダメダメ! やめろって! |
5 | OHHH COME OOON!!! | ああああ、勘弁してよぉぉぉ!! |
D.食堂 2
1 | Jaune ジョーン
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I didn't land far from the school... | そんなに遠くまでは飛ばされなかったし…。 |
2 | Pyrrha ピュラ
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Jaune, you know if you ever need help you can just ask... | ジョーン、もし助けが必要だったら言ってくれれば…。 |
3 | Nora ノーラ
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OOH! We'll break his legs! | そうだ! あいつの足折ってやる! |
4 | Jaune ジョーン
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Guys, really, it's fine! Besides, it's not like he's only a jerk to me; he's a jerk to everyone. | みんな、マジで大丈夫だって! それにさ、あいつがちょっかい出すのは俺だけじゃないんだ。誰にでもやってる。 |
5 | Velvet ヴェルヴェット
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Ooww, that hurts! Please, stop... | ああっ 痛い! お願い、やめて…。 |
6 | Cardin カーディン
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I told you it was real! | 本物だって言っただろ。 |
7 | Russel ラッセル
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What a freak! | きもちわりぃ! |
8 | Pyrrha ピュラ
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Atrocious. I can't stand people like him. | 酷すぎる。ああいう人は許せないわ。 |
9 | Blake ブレイク
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He's not the only one. | あいつだけじゃないわ。 |
10 | Yang ヤン
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It must be hard to be a Faunus. | ファウナスって大変だよね。 |
キャラクター[]
トリビア[]
- 本エピソードのタイトルは病名の"jaundice"(黄疸)から取られている。"jaundice"の語源はジョーンと同じく古いフランス語で黄色を意味する"jaune"である。
- また、"jaundice"には「偏見」、「ひがみ」という意味もある。
- Miles LunaとKerry Shawcrossによると、ジョーンがロケット・ロッカーで飛ばされる描写はこのような状況でもこの世界の人間は死なないという事実を見せるためのものであった。また、このシーンは"End of the Beginning"で同じことが行われるシーンの伏線になっている[1]。