"Alone in the Woods(無援の森の中で)はRWBYの6期6話目(累計第72話目)のエピソード。Rooster Teeth有料会員には2018年12月1日、一般には同年12月8日に公開される(いずれも現地時刻)。
あらすじ[]
住民達が変死していた農場に留まることになったルビー・ローズ一行であったが、吹雪は収まり朝までには出発できる目途が立った。そんな中、マリーア・カラヴェラはその家の長バートルビーの日記を見つける。それによるとこの農場は彼の一家と他の数世帯で開拓した場所であったが、次第に経営が悪化していったという。他の皆はしばらくそれを聞いていたが、朝早くに発つため寝ずの番をクロウ・ブランウェンに任せ仮眠を取ることにした。
次の日の朝、物音に驚いてルビーが目を覚ますと既に日が昇っていた。日の出前に起こすと言っていたクロウは眠りこけており、ルビーが起こしてもまだぼんやりとしている状態であった。その様子に腹を立てるルビーであったが、同時に、物事を一人で抱え込みがちの彼を気遣い、自分達にも相談して欲しいと声をかけた。しかしクロウはただ早く出発しようとだけ返すのであった。疲れが取れないのか、オスカー・パインやブレイク・ベラドンナもぐったりとしている中、ヤン達が見つけた荷車をバンブルビーに繋げる準備を整えたが、そこにクロウが足をかけた途端タイヤがパンクしてしまう。マリーアに皮肉を言われたクロウは不貞腐れて座り込んでしまい、ヤンも全てが悪い方に転がる展開を嘆く。他の皆も現況に対する不満を口にし始め、ルビーがそんな皆を鼓舞しようとするが、そこでワイス・シュニーは昨晩の疑問を再度ルビーにぶつけた。なぜアトラスに向かわなければならないのか?その疑問は他の皆にとっても同じであった。ヤンは、知識のレリックをアトラスまで持っていかずとも地中に埋めるか井戸に投げ込んでしまえばセイラム達には当分見つけられないはずだと言う。ワイスとブレイクもその意見に賛成のようで、3人は茫洋とした目でルビーを見つめる。それを見たルビーもついに疲れを口にし始め、レリックを手にぼんやりとした足取りで井戸へと向かう。そして手に迷いが残りながらも井戸にレリックを捨てそうになるが、すんでのところで自制する。しかしその瞬間井戸の中で赤い目が光り、それを見たルビーは驚いてレリックを落としてしまう。ルビーが取り乱す一方、ヤン達は依然としてぼんやりとした状態で出発しようとルビーに声をかけるが、彼女はレリックを置いていくなんて出来ないと声を荒げて拒否する。ブレイク、ワイス、ヤンは仕方無いといった様子で一緒に井戸の中へ降りてレリックを探すことに同意した。相変わらず不貞腐れた様子のクロウはオスカーにタイヤの修理を任せ、酒を飲みに家の中へ戻ってしまうのであった。
ルビー達が薄暗い井戸の中を進みレリックを探す中、マリーアはバートルビーの日記の続きを読んでいた。そこで「アパシー」という名のグリムに関する記述を読み小さく驚きの声を上げる。その頃ルビーはようやくレリックを見つけたが、同時に井戸の中に大量に巣食っていた人型のグリムの存在に気付く。ルビーはそのグリムをクレセント・ローズで撃つがダメージは与えられず、さらにグリムの叫び声を聞いた4人は急激な脱力を感じて立ちすくんでしまう。そこにマリーアが現れ皆に逃げるよう呼びかける。5人は入り組んだ水路を走って逃げるが、先々でグリムが巣食っており行く手を阻む。やっとのことで地上への出口に辿り着くが、またしても叫び声によって力が抜け倒れ込んでしまう。グリムの手がゆっくりとブレイクに伸び触れようとしたその瞬間、ルビーはブレイクの名を叫び銀の眼の力を発現させた。これによって数体のグリム達を退けることに成功し、ルビー達の身体に力が戻る。ヤンは急いで鍵のかかった出口を開けようとするが、そこに再びグリム達の叫び声が響き、一行はまたも倒れてしまう。絶体絶命の状況の中、一人かろうじて動けるマリーアはルビーの元へ近寄り、ルビーの目は何色かと問いかける。銀色という答えを聞いた彼女は、ルビーに家族や友達など自分を愛する者達の事を考えるように説き、そして命の美しさ、尊さを語った。マリーアの語りかけが終わった瞬間、ルビーの目が活力を取り戻す。彼女は上体を起こすと、先ほどよりも強力に銀の眼の力を発揮した。次の瞬間辺りのグリム達は消え去り、ルビー達は危機を脱したのであった。
ルビー達が出口を開けると、そこは昨晩ルビーとワイスが探索した酒蔵であった。ルビーはそこで酒を飲んで寝ていたクロウを起こし、すぐに出発しなければならないことを伝える。状況を飲み込めていないクロウが不快感を露わにする中、ワイスは地下室から這い出てこようとするグリム達を抑えるためそこにあった酒を数本ばら撒き火を付ける。一方ブレイクとヤンは外のオスカーに声をかけ急いで出発の準備を整えた。クロウは自分を引きずって外に出ようとするルビーとワイスに文句を言うが、そこで燃え盛るグリム達を目の当たりにしてようやく事の重大さに気付くのであった。
農場を離れたあと、マリーアは日記に書かれていた内容を皆に話した。バートルビーは農場の経営破綻を防ぐため、ハンターの防衛費を削減する必要があった。そのためにはグリム達に襲われないよう皆が感情を抑えて暮らさなければならない。そこで彼は人々の意志の力を吸い取るアパシーに目を付けた。彼は群れから何とか2体を引き離して連れ帰り、地下室に閉じ込めることに成功したが、しかし彼の気付かない内に群れの残りも農場まで付いてきてしまっていた。バートルビーが水路の扉を封鎖したときには既に無数のアパシー達がその中に棲みついており、そのことで農場全体がこのグリムの力に強く影響を受けることになってしまった。そして農場の人々は全ての感情や意欲を失い死んでいったのであった。話が終わったあと、ワイスとヤンはレリックを守る使命を投げ出そうとしたことをルビーに謝り、マリーアはアパシーの事に気付くべきだったと悔やんだ。それを聞いたルビーはなぜマリーアがこのグリムの事に詳しいのか、そしてなぜルビーの銀の眼の力を引き出す方法を知っていたのかを彼女に問いかけた。マリーアは分かり切ったことだと言って笑みを浮かべ、自らも銀の眼を持っていたことを明かすのであった。
トランスクリプト(解説含む)[]
A.農場の家(夜)
1 | Qrow クロウ
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Storm's cleared up for now. We should be able to leave by morning. | 吹雪は収まった。朝までにはここを出られるはずだ |
2 | Ruby ルビー
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That's good. | よかった |
3 | Qrow クロウ
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No. I don't have a good feeling about this place. Especially with me around. | いや。この場所は嫌な感じがする。特に俺が居るとな |
4 | Ruby ルビー
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Are you okay? | その…大丈夫? |
5 | Qrow クロウ
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Sure. Tell everyone to get some sleep. I'll wake you guys up just before sunrise. | ああ。皆に仮眠を取るよう伝えてくれ。日の出前に俺が起こしてやる |
6 | Oscar オスカー
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It's a diary? | それ日記? |
7 | Maria マリーア
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The head of this household, Bartleby. Apparently he and several other families founded this little settlement to try and live on their own. It sounds like it worked, at least for a spell. | この一家の家長、バートルビー。どうやら彼と他の数世帯がここを開拓して、自分達だけでやっていこうとしたようだ。うまくいったようだね、少なくともしばらくの間は |
8 | Oscar オスカー
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Grimm? | グリム? |
9 | Maria マリーア
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Just one of many hardships. Slowed down their farming, made everything harder. It's a shame, really. He seemed like quite the ambitious fellow. Always thinking of new schemes to overcome the odds. | いくつもある困難の内の一つさ。農場経営が行き詰まったことで、全てが困難になったんだ。本当にもったいないことだよ。随分意欲的な男だったとみえる。常に逆境を乗り越えるための策を考えていたんだ |
10 | Ruby ルビー
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Hey, guys. Qrow said we should get some sleep. We're gonna head out early tomorrow. | ねぇ、みんな。クロウが仮眠を取れって。明日の朝早く出発するから |
11 | Blake ブレイク
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Thank goodness. | 助かったわ |
12 | Maria マリーア
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The last thing you'll catch me doing is letting some kid tell me what to do. "Go to bed!" | 子供に指図されるなんてまっぴらだね。"早く寝なさい!" |
B.農場の家(朝)
1 | Weiss ワイス
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Close the window! | 窓を閉めて… |
2 | Ruby ルビー
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Uncle Qrow? Come on, get up. | クロウおじさん? ほら、起きて |
3 | Qrow クロウ
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Leave me alone. | ほっといてくれ… |
4 | Ruby ルビー
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We overslept. | 寝坊だよ |
5 | Qrow クロウ
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What? Oh, right. Sunrise. | なんだ? ああ、そうか。日の出か |
6 | Ruby ルビー
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You know, you can talk to me about stuff. Yang, too. | あのさ 私に相談してくれてもいいんだよ。ヤンにも |
7 | Qrow クロウ
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Let's just get out of here. | 早くここを出よう |
8 | Weiss ワイス
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There. | いいですわ |
9 | Oscar オスカー
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Can we just go back to bed? | また寝ちゃダメかな? |
10 | Blake ブレイク
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If we're all so tired, maybe we should make breakfast? | 皆こんなにぐったりしてるなら、朝食でも作った方が良いかも |
11 | Oscar オスカー
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You wanna make it? | 作りたい? |
12 | Blake ブレイク
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Not really. | そんなに… |
13 | Ruby ルビー
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You guys got the bike ready? | バイクの準備はできた? |
14 | Qrow クロウ
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Well, it's done now. So let's hook this thing up. | よし、できたな。じゃあこいつを繋ぐんだ |
15 | Maria マリーア
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You people are just beacons for bad luck, aren't you? | あんた達は不幸の案内役ってわけだね |
16 | Yang ヤン
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I'm starting to think the universe just doesn't want us getting to Atlas. | この宇宙は私達にアトラスに行って欲しくないんだって気がしてきた |
17 | Ruby ルビー
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It's just a flat tire, I'm sure there's a spare. | ただのタイヤのパンクでしょ、スペアがあるはずだよ |
18 | Yang ヤン
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It's not just that, it's everything. Storms, crashes, monsters... I'm so tired. | その事だけじゃない、何もかもだよ。吹雪、脱線、怪物達… もう本当に疲れた。 |
19 | Blake ブレイク
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Me too. It feels like we're always having to fight to get by. | 私も。戦い続けて何とか切り抜けてるって感じ。 |
20 | Ruby ルビー
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Yeah. But that's what we signed up for. | うん。でもそれが私達が選んだ道なんだから |
21 | Oscar オスカー
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We signed up to try and save the world, not just delay the inevitable. | 僕達が選んだ道は世界を救うことだ。救えないものを延命させることじゃない |
22 | Weiss ワイス
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Last night I, I couldn't stop thinking. Why are we even going to Atlas? | 昨晩、私は…、考えずにはいられませんでしたわ。なぜまだアトラスに行こうとするの? |
23 | Ruby ルビー
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Weiss, we have to. | ワイス、行かなきゃいけないの |
24 | Yang ヤン
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Why? Ozpin hid the relics behind giant doors under enormous schools. But how long would it take Salem to find a lamp in the middle of nowhere? | 何で?オズピンは広大な学校の地下にある大きな扉の向こうにレリックを隠した。でも、荒野のど真ん中にあるランプをセイラムが見つけるのにどれくらいかかる? |
25 | Ruby ルビー
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What? The Grimm might-- | え…? たぶんグリムが― |
26 | Yang ヤン
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They'd find it eventually, sure, but bury it or just throw it down the well... it would take years. It might not even happen in our lifetime. But we could be done with it now. | いつかは見つけるだろうね、確かに。でも埋めるか井戸に投げ込んじゃえば…、何年もかかる。私達が死ぬまでに見つからないかもしれない。その気があれば今すぐに終わらせられる |
27 | Ruby ルビー
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I am really tired. | 私…、本当に、疲れた… |
28 | No, no, no, I didn't mean to! | 違う、違う! そんなつもりじゃなかった! |
29 | Weiss ワイス
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Ruby, it's okay. | ルビー、大丈夫ですわ |
30 | Ruby ルビー
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No! No, there's something down there. I saw it, it was looking at me. | 違う! 違うの、下に何か居た! 私見たの! こっちを見てた! |
31 | Yang ヤン
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Hey, it's okay. you just said you're tired. It's probably nothing. Now let's go. | ねぇ、大丈夫だって。疲れたって言ってたでしょ。何でもないって。もう行こう |
32 | Ruby ルビー
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What's wrong with you? We can't just leave, we have to go down there. we have to get the lamp back! What was I thinking? | どうしちゃったの!? 置いていくなんて出来ない、下に降りなきゃ。ランプを取りに行かなきゃいけないの! 私何考えてたんだろ? |
33 | Qrow クロウ
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All we have to do is fix this trailer. Hey, farm boy, check the shed for a spare. | 俺達がしなきゃいけないのは荷車を直すことだ。おい少年、納屋でスペアを探してきてくれ |
34 | Ruby ルビー
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I'm not leaving without the lamp! | ランプ無しじゃどこにも行かないからね! |
35 | Blake ブレイク
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I'll go down with you. | 私が一緒に降りるわ |
36 | Weiss ワイス
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We'll go down together. | 私達も行きます |
37 | Qrow クロウ
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Fine! Get the stupid lamp. Oscar, fix the stupid tire. | 分かったよ。あのふざけたランプを取ってこい。オスカー、そのふざけたタイヤを直しておけ |
38 | Maria マリーア
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Where are you going? | どこに行くんだい? |
39 | Qrow クロウ
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Where do you think? | どこだと思う? |
40 | Maria マリーア
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Stupid. | バカタレが… |
C.井戸
1 | Yang ヤン
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Maybe the current carried it away. | この水で流されたのかも |
2 | Ruby ルビー
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Oh, come on, where is it? | ああもう、どこなの? |
3 | Blake ブレイク
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Turn off your lights and just look for the glow. | 明かりを消して光ってるものを探してみたら |
4 | Ruby ルビー
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Okay. | 分かった |
5 | Blake ブレイク
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There. | あそこ |
6 | Ruby ルビー
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Guys, I-- | みんな! 見つ― |
7 | Yang ヤン
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Ruby?! | ルビー!? |
8 | What is it? | どうしたの? |
9 | What is this? | 何なの…これ? |
10 | Blake ブレイク
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My weapon feels heaby. | 武器が…重く感じる… |
11 | Maria マリーア
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Run! Now! | 逃げな!早く! |
12 | Ruby ルビー
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Go, go! | 行って、行って! |
13 | This way! | こっち! |
14 | Yang ヤン
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Can't do this. Can't. | もう…無理。もう… |
15 | Maria マリーア
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An exit. An exit! | 出口だ。出口だよ! |
16 | Ruby ルビー
|
Come on! | しっかり! |
17 | Blake, get up. | ブレイク、起き…て… |
18 | Blake ブレイク
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It's fine. | 大丈夫… |
19 | Ruby ルビー
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Blake! | ブレイク!! |
20 | I've got her. | こっちは大丈夫 |
21 | Maria マリーア
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What just happened? | 何が起きたんだい? |
22 | Weiss ワイス
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They're locked! | 鍵がかかってる! |
23 | Yang ヤン
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Out of my way! | どいて! |
24 | No, no! | ダメ…、ダメ…! |
25 | Maria マリーア
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Ruby, what color are your eyes? | ルビー、あんたの目は何色だい? |
26 | Ruby ルビー
|
They're silver. | 目…、銀色… |
27 | Maria マリーア
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You have a family, friends? | 家族は居るかい? 友達は? |
28 | Ruby ルビー
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What? | え? |
29 | Maria マリーア
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Don't think about them. Think about the people who love you. Focus on the thought of them, the way they make you feel. Focus! Life is beautiful. It is precious. And it must be protected. | 奴等を気にするんじゃない。あんたを愛する人達の事を考えな。集中して思い浮かべるんだ、彼らといる時に感じる気持ちを。集中するんだ。命は美しい。かけがえのないもの。そして、絶対に守らねばならない |
D.脱出後
1 | Blake ブレイク
|
We're back in the house? | あの家に戻ってきたの? |
2 | Ruby ルビー
|
Uncle Qrow, get up! | クロウおじさん、起きて! |
3 | Qrow クロウ
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Hey, get off me! What are you doing here? | おい、触んな! ここで何やってんだ? |
4 | Maria マリーア
|
We're leaving, you idiot! Come on. | ここを発つんだよバカタレ! 行くよ |
5 | Weiss ワイス
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Not yet. | まだですわ |
6 | Yang ヤン
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Oscar! Oscar! We have to go, now! | オスカー! オスカー! 出発するよ!早く! |
7 | Qrow クロウ
|
Hey! Hey, what are you doing? | おい、おい! 何やってんだ? |
8 | Weiss ワイス
|
Now we can leave. | これでいいですわ |
9 | Qrow クロウ
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Stop it, stop! What's wrong with you? What's... | やめろって、やめろ! どうしたんだよ? 何を― |
E.農場を離れた後
1 | Maria マリーア
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The Apathy. They're not strong or ferocious. They drain your will to go on. Bertleby's estate was hemorrhaging money towards the end. He wanted to cut costs on Huntsman protection. But in order to do that he needed everyone calm... always. | アパシー。奴等は強くもないし獰猛でもない。奴等は人の意志の力を吸い取る。バートルビーの農場は末期には赤字が拡大していった。彼はハンターによる防衛費を削りたかった。でも、そのためには、全員を平静でいさせる必要があった…常に |
2 | Oscar オスカー
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Managed to get two away from their pack. Hike back was miserable, but got the bastards in the cellar. Wife thinks I was out sealing the waterway entrance. I'll do it tomorrow and tell her the truth once these things take the edge off of everyone. I'm tired. | "奴等の群れから何とか2体を引き離した。帰路は惨めなものだったが、あのクソッタレ共を地下室に閉じ込めた。妻は私が水路の入り口を塞ぐために出かけたのだと思っている。明日はそれをやってから、彼女に真実を話そう。あれが皆の気分を落ち着かせたあとで。今日は疲れた…" |
3 | Maria マリーア
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The next page proves that he did, but not before the rest of the pack followed their missing pair all the way home. My guess is they made their way beneath the estate through the water tunnels. That Bartleby sealed up the next morning. Bartleby's plan worked. No one was angry or sad or scared. No one was anything. And then no one was left. | 次のページは、彼がそれをやったことを証明してる。ただし、群れの残りが2体を追って家までやってきたあとにね。あたしの推測じゃ、奴等は水路のトンネルを通って地下に入り込んだんだろう。翌朝バートルビーが塞いだ水路さ。バートルビーの計画は上手くいった。誰一人怒らず、悲しまず、怯えもしない。誰一人何の感情も持たない。そして、誰一人残らなかった |
4 | Weiss ワイス
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I'm sorry for what I said. About giving up. | 私、言ったことを謝りますわ。投げ出した事を |
5 | Yang ヤン
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Me too. We can't quit until the lamp is safe. | 私も。ランプの安全を確保する前にやめるなんてできない |
6 | Blake ブレイク
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It's not your fault. It was those things. | あなたのせいじゃない。原因は…あいつらよ |
7 | Maria マリーア
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I should have known. The signs were all there. But I'd never seen an entire settlement withered away like that. I suppose my mind just isn't what it used to be. | あたしも気付くべきだったよ。そこら中に兆候はあった。でもあんな風に開拓地全体が枯れ果てるなんて見たことが無かった。あたしの判断力も衰えちまったようだね |
8 | Ruby ルビー
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Miss Calavera? How do you know so much about the Grimm? And in the tunnels you knew exactly what to say to make me... to make my eyes do that. How? | カラヴェラさん? なぜあのグリムの事をそんなに知ってるんですか? それにトンネルの中で私に言ったこと…、私の眼の力を引き出す方法を知っていた。どうして? |
9 | Maria マリーア
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Well, isn't it obvious, girl? I had silver eyes. | おやおや 分かり切ったことじゃないか。あたしも銀の眼だったのさ |
キャラクター[]
トリビア[]
- 農場の主人の名前、バートルビーは1853年アメリカの短編小説「バートルビー」から取られている。
- この小説の登場人物バートルビーは無気力によって死んでしまう。
- 本エピソードのアイデアはVolume 1の制作前からあった。[1]