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ヴェイル (中央), ヴァキュオ (西), アトラス (北), ミストラル (東)の4王国間のコミュニケーションはCCTに支えられている

大陸間通信システム (The Cross Continental Transmit System, CCTSまたはCCT)とは、レムナントにおける通信技術。リアルタイムの広域無線マルチメディア通信を可能にする。オズピンはCCTについて、すべての発明の中で最も重要な技術革新であると評した。

背景[]

CCTSが発明される前は、王国内の短距離コミュニケーションではラジオが使われていた。離れた王国間でコミュニケーションする場合、メッセージは鉄道などで物理的に輸送する必要があったが、グリムの脅威が常に存在することから困難であった。

世界規模のコミュニケーションシステムを構築しようとする試みは多数行われてきた。宇宙ベースの衛星中継ネットワーク構築もその一つであったが、レムナントの大気圏を離れるとダストがその効果を失い始めることが判明し、最終的には失敗した。

大陸間通信システムははじめアトラスが発明し、大戦後に王国間のコミュニケーションを維持するため世界に開放された。システムはラジオと同様無線で機能するが、扱えるデータはテキスト、画像、音声など多岐にわたる。現在では即座に利用可能なオンライン情報網に発展し、人々に日々利用されている。

CCTSは4つの王国のそれぞれに存在する主要なリレータワーに依存している。それらのいずれかがメンテナンスで停止したり、または何らかの理由で動かなくなった場合、システム全体がオフラインになる。最初に建設されたリレータワーはアトラスにあるもので、これは4つのタワーのうち最も大きい。

V2e3 cct tower

ヴェイルのCCTタワーの外観

ヴェイルにおいてはビーコン・タワーの基部がCCTタワーとなっている。それは4つの飛梁によって補強された巨大なシリンダー型のビルで、内部にはエレベータがある。

CCTSを利用して他の王国と長距離通信するためのデバイスは、いくつかの住宅、図書館、CCTセンターに設置されている。ビーコンのCCTセンターは数十にのぼるコンピュータ端末を備え、ホログラフ技術でAIアシスタントのホログラフが訪問者に対応する。

スクロールのような携帯端末も、CCTSを利用して王国内の即時通信が可能である。ただしユーザがCCTタワーから遠ざかるほどシグナルの信頼性が下がる。アーガスを始めとする主要な都市の近郊には補助タワーが設置されているが、それらはグリムの襲撃にあうこともしばしばである。

トリビア []

  • CCTセンターのホログラフィック・アシスタントの声は、Rooster Teeth従業員のMegan Castroが演じている。