授けられた4つのレリック
レリックとは、光の神によって作られた4つの強力な魔法の物体である[1]。セイラムとオズマの計画の鍵となる要素であり、RWBYのプロットの主な原動力となっている。
描写[]
レリックは兄弟神によって授けられた、人間性を構成する4つの資質を具現化したものである。その資質とは、「知識」、「創造」、「破壊」、「選択」である。レリックとは、兄弟神がレムナントを捨てた際に、光の神によって残された物である。そのそれぞれに大きな力が秘められており、もし仮に何者かが4つすべてを使いこなすことができたならば、世界を変えることができると言われている。真実として、この4つのレリックを揃えると、光の神と闇の神が再びレムナントに召喚されて、人類に審判を下すことになる。人類がお互いを受け入れ、調和のとれた生活をするようになっていれば、兄弟神はかつてのように人類と共に生き、人々が再び魔法を使えるようにしてくれるだろう。しかし人類が分断されたまま兄弟神に要求するならば、兄弟神はレムナントとそこに住むすべての人々を破壊するつもりである。
オズピンに転生する前の彼は、レリックをセイラムから守り、人類が互いに利用するのを防ぐために、4つのハンター・アカデミーにそれぞれレリックを隠した。レリックは安全を確保された部屋である封印の間の中にあり、封印を解放できる四人の乙女たちはそれぞれの封印の間に対応している。部屋の外では、かすかにグリムを惹きつけている。“Fault”の中でセイラムは、自軍がビーコン・アカデミーの地下にある選択のレリックを見つけることができないと述べており、オズマが他とはずいぶん異なる方法で隠したのではないかと考えている。
また、“The Grimm Reaper”に見られるように、レリックが取り除かれると封印の間自体が消えてしまうらしい。これがどのような仕組みなのかは不明である。
| レリック | 形状 | 能力 | 乙女 | 封印の間 | 所在 |
|---|---|---|---|---|---|
| 選択 | 王冠 | 使用者に未来を見せてくれるが、その中身はランダムで、制御はできない[2]。 | 秋 | ビーコン (不明) |
不明 |
| 知識 | ランプ | 100年ごとに未来関連しないどんな質問でも3つだけ答えてくれるジンが宿る。使用中は大きさが変わり、時間も止まる。 | 春 | ヘイヴン (開放済み) |
セイラム |
| 創造 | 杖 | 詳細な情報さえあればどんな物でも創造できるアンブロシウスが宿っている。新たに創造した物しか存在させられず、魂の復活も禁止されている。使用中は大きさが変わり、時間も止まる[3]。 | 冬 | アトラス (開放済み) |
セイラム |
| 破壊 | 剣 | 不明 | 夏 | シェイド | 封印の間 |
歴史[]
創られた当初、レリックはレムナントの世界に散らばっていた。やがてオズマは知識のレリックを見つけ出し、中に宿っていたジンに質問をしたが、そのうちのひとつが他の3つのレリックの場所だった。大戦の頃には、オズマは4つのレリックをすべて手に入れていた。大戦後の状況下において、これらのレリックを守るためにハンター・アカデミーは設立され、それぞれのアカデミーの地下にある封印の間にレリックは収められた。
現在[]
選択のレリック[]
レリックを手に入れるために、セイラムはまずビーコン・アカデミーにある選択のレリックを手に入れようと目論んだ。セイラムは、乙女たちの力を宿主から自分の選んだ者に吸収させる方法を編み出した。そして封印の間に入るのに必要な乙女の力を宿す器として、シンダー・フォールを採用した。
後にシンダーは、秋の乙女であったアンバーを待ち伏せして彼女からその力を奪おうとしたが、クロウ・ブランウェンの妨害されたために完遂できず、一部の力を奪うことしかできなかった。しかし、彼女はビーコンを陥落させる時にアンバーを殺し、残りの力を手に入れることができた。ビーコン陥落後、セイラムはグリムに校内を探させ、ビーコン封印の間を探し始めた。
その労力にもかかわらず、彼女の配下は選択のレリックを見つけることができなかった。オズマが他の3つのレリックとは違う方法で隠したのではないかと推測したセイラムは、オスカー・パインにレリックの場所を問い質す。だがオスカーは知らないと言い、彼女はそれを受け入れて知識のレリックの起動方法を尋ねた。
知識のレリック[]
ビーコン陥落後、セイラムは、知識のレリックが収められた封印の間の扉を開けるために、春の乙女を探していた。ルビー・ローズ追跡の任に当たっていたティリアン・キャロウズがその任務中に重傷を負ったため、一時的にだがセイラムはルビーを追跡することを保留した。
その後、春の乙女だと思われるヴァーナルがレイヴン・ブランウェンの元にいることを知らされたセイラムは、シンダー、アーサー・ワッツ、エメラルド・サストライ、マーキュリー・ブラックの4人でレイヴンを探し出し、協力するよう説得する任務を与える。レイヴンは、ヴァーナルが自分と一緒にいることを知っている双子のクロウを殺すことを条件に同意する。
知識のレリック
ヘイヴン・アカデミーの地下にある封印の間での諍いの中で、ヴァーナルは乙女の影武者であり、真の春の乙女はレイヴン自身であることが明らかになる。レイヴンはシンダーを戦闘で倒した後、封印の扉を開き知識のレリックを手にしようとしたが、ヤン・シャオロンがその直前に封印の間へ入ってきてしまう。激しい口論の末、レイヴンはヤンにレリックの回収を許可し、ヤンは無事にレリックをクロウの元へ持ち帰った。オスカーは、レリックをアトラスに持っていく必要があるというオズピンのメッセージをクロウに伝えた。
アトラス行のアーガス特別急行に乗る前に、オズピンは知識のレリックは3つの質問に答えられると説明した上で、ヘイヴン封印の間に隠す前にすでにすべて使ってしまったと主張した。しかし、知識のレリックに惹かれたグリムによって列車を襲撃されたため、一行は雪原の真ん中で足止めされてしまう。オズピンの支配から一時的に逃れることに成功したオスカーは、オズピンの隠し事を知るためにルビーがレリックを使うことを恐れていると彼女に伝え、レリックの起動方法を明かす。ルビーがその指示に従うと、ランプの中からジンが現れ、1つはすでに使われてしまったが、100年ごとに3つの質問に答えられると言った。ルビーは、オズピンが隠しているものを尋ねた。
ヘイヴンの破壊に失敗したセーラムは当初、部下にヴァキュオで破壊のレリックを探すように伝えていたが、その後ヘイゼル・ライナートが、オズピンはオスカーに転生して、知識のレリックをアトラスに持っていく予定だと報告する。ワッツはオズピンがジェームズ・アイアンウッドの元にたどり着いて、状況を複雑にするのではないかと心配していたが、セイラムが全員に退去を命じる前にその考えを終えることができなかった。
オズピンの秘密を知った一行はブランズウィック・ファームに向かう。その地下に巣くうアパシーが彼女たちの意志を徐々に奪い始めていた。もしセイラムが殺せないなら、レリックを隠しておく意味がないと考え始めた頃、ルビーがランプを井戸に落としてしまう。取り戻すのを躊躇する仲間たちだったが、ルビーの主張とマリアの協力でランプを回収し、その後アトラスに届けることを決意した。
アーガスにおけるリヴァイアサンとの戦いで、ルビーはパニックになり、時間稼ぎのためにジンの名前を呼ぶ。そうした使われ方にジンは腹を立てながらも、その場では何もなかったことにして許したが二度と許さないと忠告する。
マントルの戦いの後、アトラス・アカデミーに潜入したニオポリタンは、オスカー、ジョーン・アーク、ノーラ・ヴァルキリー、ライ・レンを撃退し、ランプを奪って逃走すし、シンダーにランプを渡す。その後、2人は飛行船でモンストラに向かうが、その際シンダーはセイラムに知識のレリックを渡した。シンダーはレリックを盗んだことを自らの功績とし、ニオポリタンを怒らせてしまう。セイラムは後にザ・ハウンドをアトラスに送り込み、ランプの起動方法を知る人物を捕獲させようとした。
ザ・ハウンドがオスカーを連れて戻ってくると、セイラムは彼にランプのパスワードを質問する。彼が質問に答えられないと嘘をつくと、彼女はエネルギー・ビームで彼を拷問し、ヘイゼルに殴らせるために彼を放置した。
その後、セイラムの元からニオポリタンが盗んだランプは、シンダーによってルビーたちの計画を知るために使われる。それを元にシンダーとニオポリタンは共に避難中継地に潜入し、ルビーたちを攻撃し始める。長い戦いの末、シンダーはニオポリタンを裏切り、知識のレリックを手に入れる。さらに創造のレリックも奪取する。ポータルを出た後、シンダーは2つのレリックをセイラムに手渡す。
創造のレリック[]
アトラス・アカデミーに到着したルビーたちは、アイアンウッドに、創造のレリックはアトラス封印の間に安置されており、冬の乙女も安定した状態であることを説明される。ルビーたちは、信頼の証として知識のレリックをエース部隊から届けてもらい、当面はルビーたちが預かることになった。任務で他の仲間たちと一緒に出発する前に、ルビーは居残るオスカーにランプを渡した。
創造のレリックを保管する封印の間
訓練の後、ウィンター・シュニーは冬の乙女であるフリアを妹のワイス・シュニーに明かす。乙女の力と創造のレリックをセイラムの手に渡さないために、アイアンウッドはウィンターを、年老いて晩年を過ごすフリアの後継者として位置づけた。
選挙後、アイアンウッドはオスカーを封印の間に連れて行き、創造のレリックの能力を伝え、アトラスを浮かせているのはグラビティ・ダストではなく、実はレリックの力であることを述べた。この考えはオズマの以前の転生体が提案したもので、いくらでも高く上がれるという理論だった。
セイラムがアトラスに迫ってきていることを知ったアイアンウッドは、アミティ・コロシアムの計画を都市アトラスに適用し、レリックを使って上空に引き上げて、杖とランプ、乙女を彼女の手から逃れさせることを決めた。しかしペニー・ポレンディーナが新しい冬の乙女となってルビーたちと一緒にアイアンウッドの元から去ったため、彼はそれを実行することができなかった。
チームRWBYはペニーに頼んでアトラス封印の間の扉を開いてもらい、創造のレリックに宿るアンブロシウスを召喚した。ペニーを助けた後、彼女たちはアンブロシウスに、アトラスとマントルの至る所に、封印の間と同じような次元を利用した避難中継地につながるポータルを作ってほしいと説明する。その場所からは、一方通行だが、誰でもヴァキュオへと移動することができる。人の流れの説明と参考となる設計図を提示されたアンブロシウスはそれらを創造し、彼女らが近くにあったポータルに入る直前に 「落ちないように」と警告した。
避難所に潜入したシンダーは、ニオポリタンと一緒に避難所を攻撃し始める。長い戦いの末、彼女はニオポリタンを裏切り、知識のレリックを手に入れる。さらに創造のレリックも奪取する。ポータルを出てアトラスに戻った後、シンダーは2つのレリックをセイラムに渡した。さらにシンダーは、アトラスに無限の炎をくべることを創造のレリックに求めることで、ポータルを消滅させたと言った。
トリビア[]
- 各王国のシンボルは、その王国のハンター・アカデミーに隠されたレリックに対応しているようである。
- 選択のレリックは王冠の形をしており、ヴェイルにあった。そしてヴェイルの記章は、一対の斧とそれを囲む月桂樹の花輪がモチーフとなっている。
- 知識のレリックはランプの形をしており、ミストラルにあった。ミストラルの記章は、ランタンがモチーフとなっている。
- 創造のレリックは杖の形をしており、アトラスにあった。アトラスの記章は、歯車の中に置かれた杖がモチーフとなっている。
- 破壊のレリックは剣の形をしており、ヴァキュオにある。ヴァキュオの記章は、3本の剣がモチーフとなっている。
| ヴェイル | ミストラル | アトラス | ヴァキュオ |
|---|---|---|---|
| 王冠 | ランプ | 杖 | 剣 |
|
|
|
|
| 月桂冠と1対の斧 | ランタン | 杖と歯車 | 3本の剣 |



