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− | == 衣装 == |
+ | == 外見・衣装 == |
− | === 初期("Red"Trailer , Volume 1-3) === |
+ | === '''初期("Red" Trailer , Volume 1-3)''' === |
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− | 珍しい銀の眼を持っている。 |
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− | マントは十字形のピンで上着に固定されている。 |
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+ | 赤いスカートの側面には大きな黒いバラのエンブレムがある。ストッキングは通常の時と変わらないがブーツは別のものになっている。左肩には鎧のように幾つかの小さな金属が幾何学的にあしらわれている。その他に赤いケープを着用している。 |
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+ | === '''ダンスドレス''' === |
+ | ビーコン・ダンスパーティーの間、ルビーはスカートの裾が黒く縁取りされ、腰周りに黒のサッシュを巻いたノースリーブの赤いドレスを着用した。スカート丈は膝にかかるくらいの長さ。胸が少し開いており、十字形のリボンで留められている。 |
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+ | <span style="font-weight:normal;"> 黒いメッシュが</span>上胸部と背中の上の方を覆っていて、袖と襟は黒く、前方では黒い線でつながっている。黒いストッキングとパンプスを履いており、慣れない靴に愚痴をこぼしていた。 |
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− | === ダンスドレス === |
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− | ビーコン・ダンスパーティーの際は、スリーブレスの赤いドレスを着用した。ドレスの長さはルビーの腿の中ほどまで。 |
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− | マントは右肩でバラのエンブレム型の金具で固定されており、十字形の金具がなくなっている。マントとストッキングはクロウのケープのように損耗しており、激しい戦闘を繰り返していることが伺える。 |
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== 人物 == |
== 人物 == |
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− | 幼い頃からおとぎ話に出てくるような偉大なハンターに憧れており、警察官になるよりも「ロマンチック」だと発言している。コミュニケーションが苦手なようで、"The Shining Beacon"でワイスの皮肉が理解出来なかったり、"It's Brawl in the Family"では丁寧な言動をしようとして奇妙な行動を取ってしまっている。 |
+ | 幼い頃からおとぎ話に出てくるような偉大なハンターに憧れており、警察官になるよりも「ロマンチック」だと発言している。大らかで真面目な性格からか、コミュニケーションが苦手なようで、"The Shining Beacon"でワイスの皮肉が理解出来なかったり、"It's Brawl in the Family"では丁寧な言動をしようとして奇妙な行動を取ってしまっている。 |
− | 友人との交流に問題は無いが、新しく友人を作るのは苦手なようである。新しい武器を見た際「知らない人と合うみたいだけど、こっちの方が好き」と発言している。しかしこれはビーコン・アカデミーに二年飛び級して入学をしたため、シグナル・アカデミーの友人とわかれ二年年上の生徒たちと交流しなければならなかった事による可能性がある。しかしルビーはジョーンとビーコン・ダンスパーティーで社交下手に乾杯している。 |
+ | 友人との交流に問題は無いが、新しく友人を作るのは苦手なようである。新しい武器を見た際「知らない人と合うみたいだけど、こっちの方が好き」と発言している。しかしこれはビーコン・アカデミーに二年飛び級して入学をしたため、シグナル・アカデミーの友人とわかれ二年年上の生徒たちと交流しなければならなかった事による可能性がある。しかしルビーはジョーンとビーコン・ダンスパーティーで社交下手に乾杯している。 |
− | 戦闘や危険な状況では衝動 |
+ | 戦闘や危険な状況では衝動に駆られやすく戦闘に積極的になってしまうことが多い。例えば、デス・ストーカーの高い防御力を知る前に攻撃を仕掛けてしまったことがある。だがこれとは対照的に、強力な敵を撃破するための連携攻撃の発想力はかなり高く、"Players and Pieces"におけるネバーモア戦や、"Painting the Town"でアトラシアン・パラディン-290に搭乗したローマン・トーチウィックとの戦闘でその能力を遺憾なく発揮した。"The Badge and The Burden Part 2"でのオズピンとの会話でチームRWBYのリーダーとしての役目により真剣向き合うようになった。しかしその後も<span style="font-weight:normal;">チームメイトが近くにいない場合に無謀な行動を取ることもあった。その一例が</span>"Battle of Beacon"での、単独でローマンとニオのもとに乗り込んだ件である。 |
== 技能と能力 == |
== 技能と能力 == |
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− | ルビーはハンターになるためにシグナル・アカデミーで訓練しており、同級生の能力を上回っていた。ヴェイル |
+ | ルビーはハンターになるためにシグナル・アカデミーで訓練しており、そこでは同級生の能力をはるかに上回っていた。ヴェイルでダストショップ強盗を撃退したことによりクレセント・ローズのような危険な武器を扱うのに必要な力、バランス、適正が備わっていることを示した。これによりオズピンにビーコン・アカデミーへ二年飛び級して入学することを許された。 |
− | ルビーのバランス感覚は、"Players and Pieces"では張られたリボンの上に着地 |
+ | ルビーのバランス感覚は極めて優れていて、特に接地面が不安定な状況でその力を伺うことができる。例えば、"Players and Pieces"では張られたリボンの上に着地し、"Heroes and Monsters"では爆発する飛行船の上を駆け抜けた。 |
− | == 武器 == |
+ | === '''武器''' === |
− | ルビーは |
+ | ルビーは武器の話になると変人になってしまうと自ら認めており、他人の武器や道具に目を輝かせるだけでなく、シグナル・アカデミーで自作した大口径狙撃鎌、クレセント・ローズのその複雑なデザインと職人技を見せびらかすこともある。それほどルビーはクレセント・ローズに入れ込んでいる。 |
− | この武器は大鎌と狙撃銃に変形でき、"Red" Trailerでグラビティ・ダスト弾を使用したようにダスト弾を撃ち出せる。ルビーは発砲による反動を推進力として戦闘時の高速移動や攻撃、回避に使用する。 |
+ | この武器は大鎌と狙撃銃に変形でき、"Red" Trailerでグラビティ・ダスト弾を使用したようにダスト弾を撃ち出せる。ルビーは発砲による反動を推進力として戦闘時の高速移動や攻撃、回避に使用する。 |
− | その他にもファイア、アイス、エレクトリックのダスト弾を使用できる。 |
+ | その他にもファイア、アイス、エレクトリックのダスト弾を使用できる。 |
− | オズピンはルビーとの対談でこ |
+ | オズピンはルビーとの対談でこんな危険な大鎌を使う者は一人しか知らないと言った。その人物とはルビーに技術を教えた叔父の[[クロウ・ブランウェン]] である。ルビーによるとクロウに教わる前の彼女は「本当に落ちこぼれ」だったらしい。それが大鎌の扱いの事かは不明である。 |
− | 接近戦を好むもののグリム |
+ | 接近戦を好むものの、グリムをヘッドショットをすることができる程度の射撃の腕も併せ持つ。ただしそのためには刃を地面に突き立てモノポッドとして使用する必要がある。 |
− | == センブランス == |
+ | === '''センブランス''' === |
− | ルビー |
+ | ルビーのセンブランスは高速移動であり、オーラを消費してあらゆる方向に凄まじい速度で移動することができる。移動は一瞬で終わるため瞬間移動のようなものだと思われることもある。 |
− | このセンブランスは空中でも使用できる。 |
+ | このセンブランスは空中でも使用できる。使用すると強烈な突風を引き起こすことができ、周囲の物を巻き込んで吹き飛ばすことができる。 |
− | Volume 4の予告では、制御はより洗練され空中で何度も方向転換をし高速で攻撃をした。また、3つの花びらの塊に分裂し |
+ | Volume 4の予告では、制御はより洗練され空中で何度も方向転換をし高速で攻撃をした。また、高速移動中に3つの花びらの塊に分裂して敵の攻撃を回避しつつ、3方向から敵の背後に回って元の姿に戻るという芸当を見せた。この詳しい仕組みは未だ不明である。 |
− | 彼女の能力の新しい使用法 |
+ | 彼女の能力の新しい使用法の1つに他者に一緒に高速移動することがある。ノーラとの連携攻撃でガイストを攻撃した時は、以前ペニー・ポランディーナを運んだときよりも格段に改善している。もう一つの使用法は突風を引き起こす能力で、チームJNPRには成功したがマーキュリー・ブラックには成功しなかった。以前は弱かったが現在は竜巻のような空気の連撃で敵を包むことができる。 |
− | 彼女がセンブランスを使用した際、跡に時間経過で消えるバラの花びらを残す。 |
+ | 彼女がセンブランスを使用した際、跡に時間経過で消えるバラの花びらを残す。原理は不明だがこれらのバラの花びらは単なる演出ではなく他人にも認識できるようである。ワイスは花びらを手で払ったことがあり、オズピンは目撃者がダンスクラブに<span style="font-weight:normal;">バラの花びらが</span>残っていたと報告したと言っている。 |
== 銀の眼 == |
== 銀の眼 == |
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− | ルビーとその母親のサマーは強力な能力を保有する伝説の戦士の家系であり、それは銀の眼に関係している。"End of the Beginning"にてピュラの死を目撃した際ルビーは悲しみにより偶然この能力を発動させドラゴンを凍 |
+ | ルビーとその母親のサマーは強力な能力を保有する伝説の戦士の家系であり、それは銀の眼に関係している。"End of the Beginning"にてピュラの死を目撃した際ルビーは悲しみにより偶然この能力を発動させドラゴンを凍らせた。しかし彼女に<span style="font-weight:normal;">頭痛がしたこと以外、</span>その時の記憶は無かった。その時クロウは強大な力を持ちグリムに恐れられる銀の眼の戦士のおとぎ話を語った。 |
− | "The Next Step"でルビーの能力がシンダーの左目、声、左手の自由を奪った事が明らかになった。セイラムはシンダーが秋の乙女の力を手に |
+ | "The Next Step"でルビーの能力がシンダーの左目、声、左手の自由を奪った事が明らかになった。セイラムはシンダーが秋の乙女の力を手に入れたからだと述べたが詳細は不明。 |
== 弱点 == |
== 弱点 == |
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− | ルビーの戦闘能力はクレセント・ローズに大きく依存している。姉とは対象的に素手での戦闘能力に乏し |
+ | ルビーの戦闘能力はクレセント・ローズに大きく依存している。姉とは対象的に素手での戦闘能力に乏しいので、戦闘中、武器が無しでできることはほとんどない。最も有効なのは持ち前のスピードを活かして逃走することである。また、<span style="font-weight:normal;">状況によって</span>マントが不利に働くことがある。<span style="font-weight:normal;">エメラルド・フォレストではネバーモアの羽根によってマントが地面に固定されてしまった。</span> |
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− | 彼女のマントは状況により、エメラルド・フォレストでのネバーモアのときのように不利になることがある。 |
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== トリビア == |
== トリビア == |
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* そのためか、いつも赤いフードの付いたマントを着用している。 |
* そのためか、いつも赤いフードの付いたマントを着用している。 |
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− | * "Red"Trailerでは赤ずきんのおとぎ話の狼のようなベオウルフの群 |
+ | * "Red" Trailerでは赤ずきんのおとぎ話の狼のようなベオウルフの大群と戦った。 |
* "The Shining Beacon, Pt.2"でパジャマには漫画絵のようなベオウルフが描かれていた。アイマスクにはトレーラーのベオウルフのような目が描かれている |
* "The Shining Beacon, Pt.2"でパジャマには漫画絵のようなベオウルフが描かれていた。アイマスクにはトレーラーのベオウルフのような目が描かれている |
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* "Players and Pieces"で木に頭をぶつけたとき頭の上を漫画チックな赤目の黒い狼が回った。 |
* "Players and Pieces"で木に頭をぶつけたとき頭の上を漫画チックな赤目の黒い狼が回った。 |
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* パッチの自宅の自室にはベオウルフのフィギュアがあるり。 |
* パッチの自宅の自室にはベオウルフのフィギュアがあるり。 |
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− | * 彼女の名前となっているルビーは一般的に赤い宝石 |
+ | * 彼女の名前となっているルビーは一般的に赤い宝石を表すが、赤色を表すものとしても使われる。姓のローズもまた、一般的に赤であるバラと赤色を表す言葉である。 |
− | * ルビーの衣装 |
+ | * ルビーの別衣装である「スレイヤー」はsecond production diaryの初期案で見ることができる。 |
* 彼女の初期デザインは後にミルティア・マラカイトとして"Yellow" Trailerや本編に登場した。 |
* 彼女の初期デザインは後にミルティア・マラカイトとして"Yellow" Trailerや本編に登場した。 |
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* モンティはルビーは左利きであると認めている。しかし武器をどちらの手でも自在に扱っている。モンティは "common to switch both hands while fighting, especially to make it interesting."(戦闘中にどっちの手でも扱うのがカッコイイから)としている。 |
* モンティはルビーは左利きであると認めている。しかし武器をどちらの手でも自在に扱っている。モンティは "common to switch both hands while fighting, especially to make it interesting."(戦闘中にどっちの手でも扱うのがカッコイイから)としている。 |
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− | * ルビーの好物のお菓子チョコチップクッキー、好きな食べ物はいちごと描かれている。 |
+ | * ルビーの好物のお菓子はチョコチップクッキーであるが、好きな食べ物はいちごだと描かれている。 |
* ルビーはノーラ・ヴァルキリーやジョーン・アーク同様使用した道具がRooster Teeth storeで販売された数少ないキャラクターである。販売されているのはパジャマと(現在は販売終了しているが)ビーコン・アカデミーバックパックである。 |
* ルビーはノーラ・ヴァルキリーやジョーン・アーク同様使用した道具がRooster Teeth storeで販売された数少ないキャラクターである。販売されているのはパジャマと(現在は販売終了しているが)ビーコン・アカデミーバックパックである。 |
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− | * ルビーは唯一 |
+ | * ルビーは唯一複数のトレーラーに出たキャラクターである。"Red" Trailerと"Yellow" Trailerに登場した。 |
* RTX Australia 2016のRWBYのパネルでの、ルビーのスカイプのユーザー名は RlyRlyKoolKid(スゴくカッコイイ子?)となっていた。 |
* RTX Australia 2016のRWBYのパネルでの、ルビーのスカイプのユーザー名は RlyRlyKoolKid(スゴくカッコイイ子?)となっていた。 |
2016年12月7日 (水) 12:51時点における版
本作の主人公。 クレセント・ローズと呼ばれる大口径狙撃鎌(High-Caliber Sniper-Scythe,HCSS)を使用する。 初登場は本作のPRのため公開された"Red" Trailerで、亡くなった母であるサマー・ローズの墓を訪れるシーン。(2012.11.) ダストを強奪しようとしたローマン・トーチウィックとの戦闘後に、扱いの難しい大鎌を使いこなす様を見込んだオズピン学長による誘いを受けて、ビーコン・アカデミーに飛び級入学した。 ルビー・ローズ、ワイス・シュニー、ブレイク・ベラドンナ、そして姉であるヤン・シャオロンの四人からなるチームRWBYのリーダー。
外見・衣装
初期("Red" Trailer , Volume 1-3)
珍しい銀の眼を持つ少女。作中で最も若い人物である(ペニー除く)。髪は黒く肩に届く程度の長さであり、毛先は赤い。衣装は全体的に黒を基調としており、袖口が赤いブラウス、赤い糸の付いたウェストニッパー、裾が赤いスカートやフードの付いた真紅のマントを着用している。
マントは十字形のピンで上着に固定されている。腰に巻かれているベルトには大きな弾倉の入ったマガジンポーチが取り付けられている。"Red" Trailer 内でベルトに取り付けられていた銀の十字は、本編ではルビーのシンボルであるバラの紋章に変更されている。
ルビーの容姿は赤ずきんに類似しているもののベースになっている訳ではないとディレクターであるモンティは言及している。
パジャマ
ルビーのパジャマは、胸にハート型のベオウルフの顔が書かれた黒のタンクトップと、白地にピンクのバラが水玉模様のように描かれたズボンのセットである。
また、寝る際には三角のベオウルフの目のような柄のアイマスクを着用する。
パッチの自宅ではダークグレーにくすんだ赤い水玉の長袖のシャツとズボンを着ていた。シャツの襟と合わせの縁には白い線がある。
ローマン・パラディン戦 (スレイヤー)
"A Minor Hiccup""と"Painting the Town..."では袖に黒いベルトがついたライトグレーの長袖のシャツを着用した。シャツの上から黒いエプロンをつけている。エプロンには縦に二本の切れ込みがあり、切り離された布同士がコルセットのレースのように赤い紐で縫い合わされている。
赤いスカートの側面には大きな黒いバラのエンブレムがある。ストッキングは通常の時と変わらないがブーツは別のものになっている。左肩には鎧のように幾つかの小さな金属が幾何学的にあしらわれている。その他に赤いケープを着用している。
ダンスドレス
ビーコン・ダンスパーティーの間、ルビーはスカートの裾が黒く縁取りされ、腰周りに黒のサッシュを巻いたノースリーブの赤いドレスを着用した。スカート丈は膝にかかるくらいの長さ。胸が少し開いており、十字形のリボンで留められている。
黒いメッシュが上胸部と背中の上の方を覆っていて、袖と襟は黒く、前方では黒い線でつながっている。黒いストッキングとパンプスを履いており、慣れない靴に愚痴をこぼしていた。
新衣装(Volume 4)
ビーコンが陥落してしばらく後、ルビーの衣装が変更された。スカートは以前と変わりないが、ブラウスは胸の開いた白いハイネックのものに、ウェストニッパーは胸まであるコルセットになった。黒いベルトの縁は赤くなり、マグネットによりクレセント・ローズとその弾薬を固定できるようになった。ブラウスには茶色の小さいバックパックを取り付けられる。
その他にも、一番上まであったストッキングはスカートの裾より少し短いものになり、茎の長いバラが描かれている。黒いブーツは以前のものより少し踵が高くなり、装飾としての4つのベルトとバックルがついている。
マントは右肩でバラのエンブレム型の金具で固定されており、以前あった十字形の金具がなくなっている。マントとストッキングはクロウのケープのように損耗しており、激しい戦闘を繰り返していることが伺える。
人物
幼い頃からおとぎ話に出てくるような偉大なハンターに憧れており、警察官になるよりも「ロマンチック」だと発言している。大らかで真面目な性格からか、コミュニケーションが苦手なようで、"The Shining Beacon"でワイスの皮肉が理解出来なかったり、"It's Brawl in the Family"では丁寧な言動をしようとして奇妙な行動を取ってしまっている。
友人との交流に問題は無いが、新しく友人を作るのは苦手なようである。新しい武器を見た際「知らない人と合うみたいだけど、こっちの方が好き」と発言している。しかしこれはビーコン・アカデミーに二年飛び級して入学をしたため、シグナル・アカデミーの友人とわかれ二年年上の生徒たちと交流しなければならなかった事による可能性がある。しかしルビーはジョーンとビーコン・ダンスパーティーで社交下手に乾杯している。
戦闘や危険な状況では衝動に駆られやすく戦闘に積極的になってしまうことが多い。例えば、デス・ストーカーの高い防御力を知る前に攻撃を仕掛けてしまったことがある。だがこれとは対照的に、強力な敵を撃破するための連携攻撃の発想力はかなり高く、"Players and Pieces"におけるネバーモア戦や、"Painting the Town"でアトラシアン・パラディン-290に搭乗したローマン・トーチウィックとの戦闘でその能力を遺憾なく発揮した。"The Badge and The Burden Part 2"でのオズピンとの会話でチームRWBYのリーダーとしての役目により真剣向き合うようになった。しかしその後もチームメイトが近くにいない場合に無謀な行動を取ることもあった。その一例が"Battle of Beacon"での、単独でローマンとニオのもとに乗り込んだ件である。
技能と能力
ルビーはハンターになるためにシグナル・アカデミーで訓練しており、そこでは同級生の能力をはるかに上回っていた。ヴェイルでダストショップ強盗を撃退したことによりクレセント・ローズのような危険な武器を扱うのに必要な力、バランス、適正が備わっていることを示した。これによりオズピンにビーコン・アカデミーへ二年飛び級して入学することを許された。
ルビーのバランス感覚は極めて優れていて、特に接地面が不安定な状況でその力を伺うことができる。例えば、"Players and Pieces"では張られたリボンの上に着地し、"Heroes and Monsters"では爆発する飛行船の上を駆け抜けた。
武器
ルビーは武器の話になると変人になってしまうと自ら認めており、他人の武器や道具に目を輝かせるだけでなく、シグナル・アカデミーで自作した大口径狙撃鎌、クレセント・ローズのその複雑なデザインと職人技を見せびらかすこともある。それほどルビーはクレセント・ローズに入れ込んでいる。
この武器は大鎌と狙撃銃に変形でき、"Red" Trailerでグラビティ・ダスト弾を使用したようにダスト弾を撃ち出せる。ルビーは発砲による反動を推進力として戦闘時の高速移動や攻撃、回避に使用する。
その他にもファイア、アイス、エレクトリックのダスト弾を使用できる。
オズピンはルビーとの対談でこんな危険な大鎌を使う者は一人しか知らないと言った。その人物とはルビーに技術を教えた叔父のクロウ・ブランウェン である。ルビーによるとクロウに教わる前の彼女は「本当に落ちこぼれ」だったらしい。それが大鎌の扱いの事かは不明である。
接近戦を好むものの、グリムをヘッドショットをすることができる程度の射撃の腕も併せ持つ。ただしそのためには刃を地面に突き立てモノポッドとして使用する必要がある。
センブランス
ルビーのセンブランスは高速移動であり、オーラを消費してあらゆる方向に凄まじい速度で移動することができる。移動は一瞬で終わるため瞬間移動のようなものだと思われることもある。
このセンブランスは空中でも使用できる。使用すると強烈な突風を引き起こすことができ、周囲の物を巻き込んで吹き飛ばすことができる。
Volume 4の予告では、制御はより洗練され空中で何度も方向転換をし高速で攻撃をした。また、高速移動中に3つの花びらの塊に分裂して敵の攻撃を回避しつつ、3方向から敵の背後に回って元の姿に戻るという芸当を見せた。この詳しい仕組みは未だ不明である。
彼女の能力の新しい使用法の1つに他者に一緒に高速移動することがある。ノーラとの連携攻撃でガイストを攻撃した時は、以前ペニー・ポランディーナを運んだときよりも格段に改善している。もう一つの使用法は突風を引き起こす能力で、チームJNPRには成功したがマーキュリー・ブラックには成功しなかった。以前は弱かったが現在は竜巻のような空気の連撃で敵を包むことができる。
彼女がセンブランスを使用した際、跡に時間経過で消えるバラの花びらを残す。原理は不明だがこれらのバラの花びらは単なる演出ではなく他人にも認識できるようである。ワイスは花びらを手で払ったことがあり、オズピンは目撃者がダンスクラブにバラの花びらが残っていたと報告したと言っている。
銀の眼
ルビーとその母親のサマーは強力な能力を保有する伝説の戦士の家系であり、それは銀の眼に関係している。"End of the Beginning"にてピュラの死を目撃した際ルビーは悲しみにより偶然この能力を発動させドラゴンを凍らせた。しかし彼女に頭痛がしたこと以外、その時の記憶は無かった。その時クロウは強大な力を持ちグリムに恐れられる銀の眼の戦士のおとぎ話を語った。
"The Next Step"でルビーの能力がシンダーの左目、声、左手の自由を奪った事が明らかになった。セイラムはシンダーが秋の乙女の力を手に入れたからだと述べたが詳細は不明。
弱点
ルビーの戦闘能力はクレセント・ローズに大きく依存している。姉とは対象的に素手での戦闘能力に乏しいので、戦闘中、武器が無しでできることはほとんどない。最も有効なのは持ち前のスピードを活かして逃走することである。また、状況によってマントが不利に働くことがある。エメラルド・フォレストではネバーモアの羽根によってマントが地面に固定されてしまった。
トリビア
- ルビーはおとぎ話の赤ずきんの要素が入っており、ベオウルフと若干の関係がある。
- そのためか、いつも赤いフードの付いたマントを着用している。
- "Red" Trailerでは赤ずきんのおとぎ話の狼のようなベオウルフの大群と戦った。
- "The Shining Beacon, Pt.2"でパジャマには漫画絵のようなベオウルフが描かれていた。アイマスクにはトレーラーのベオウルフのような目が描かれている
- "Players and Pieces"で木に頭をぶつけたとき頭の上を漫画チックな赤目の黒い狼が回った。
- RWBY Chibiのエピソード12でチームRWBYが赤ずきんの劇をした時に赤ずきんを演じた。
- パッチの自宅の自室にはベオウルフのフィギュアがあるり。
- 彼女の名前となっているルビーは一般的に赤い宝石を表すが、赤色を表すものとしても使われる。姓のローズもまた、一般的に赤であるバラと赤色を表す言葉である。
- ルビーの別衣装である「スレイヤー」はsecond production diaryの初期案で見ることができる。
- 彼女の初期デザインは後にミルティア・マラカイトとして"Yellow" Trailerや本編に登場した。
- アダム・トーラスとエンブレムや赤と黒という配色が似てはいるものの、モンティは関連を否定した。"scatter and wilt"で違いを確認できる。
- ルビーのエンブレムは母親と同じものである。
- 作中ではエンブレムは石や金属で描かれているため灰色だが、別のメディアでは赤く描かれている。
- ルビーが父親ではなく母親の姓を名乗っている理由は不明である。
- モンティはルビーは左利きであると認めている。しかし武器をどちらの手でも自在に扱っている。モンティは "common to switch both hands while fighting, especially to make it interesting."(戦闘中にどっちの手でも扱うのがカッコイイから)としている。
- ルビーの好物のお菓子はチョコチップクッキーであるが、好きな食べ物はいちごだと描かれている。
- ルビーはノーラ・ヴァルキリーやジョーン・アーク同様使用した道具がRooster Teeth storeで販売された数少ないキャラクターである。販売されているのはパジャマと(現在は販売終了しているが)ビーコン・アカデミーバックパックである。
- ルビーは唯一複数のトレーラーに出たキャラクターである。"Red" Trailerと"Yellow" Trailerに登場した。
- RTX Australia 2016のRWBYのパネルでの、ルビーのスカイプのユーザー名は RlyRlyKoolKid(スゴくカッコイイ子?)となっていた。