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リトル(Little)は、ルビー・ローズエヴァー・アフターで出会ったネズミ。名前は彼女が名付けたものである。初登場は"A Place of Particular Concern"。

"Tea Amidst Terrible Trouble"にて、ニオポリタンに踏み潰されたことでグレート・ツリーに還り、チョピット(Somewhat)として生まれ変わった。この名前もルビーが名付けたものである。

外見・衣装[]

リトルは白とベージュの毛を持つ一般的なネズミの姿をしている。ただし、普通のネズミとは異なり後ろ足のみで立つことができる。

生まれ変わったあとのチョピットは身体が大きくなり、背はルビーの腰の高さほどもある。頭の上と胸の部分には毛の房が見られる。ルビーが付けているものに似た、オレンジ色のケープをまとっている。また、腰には茶色のベルトとポーチを付けており、手にはフィンガーレス・グローブをはめている。

性格[]

リトル[]

リトルは好奇心旺盛で友好的なネズミである。素直な性格で、知らない物事を聞いたときには丁寧に質問する姿が見られる。ルビーと出会ってすぐに彼女の仲間探しに協力する姿勢を見せ、自身が住む村に案内している。

リトルは本能的に猫を恐れているようで、ルビーが猫の耳を持つ友人の話をしただけで恐怖の声を上げていた。その後、実際にブレイクを目にしたときも同様の反応を見せている。しかし、ブレイクが本当の猫ではないと知ったあとにはすぐに慣れ、彼女の肩に乗って休む様子まで見せた。

熱意はあるものの、リトルはルビーたちへの貢献はあまり見られない。ルビーを村に案内する際も彼女に乗ったまますぐに眠りこけてしまい、その後も事あるごとに眠る姿を見せている。しかし、ルビーのために勇気ある行動を取ることもあり、ジンクシー・ペドラーからフローティング・アレイを取り戻す活躍を見せた。

リトルはルビーのことを大切な友達だと認識しており、"Tea Amidst Terrible Trouble"では彼女から拒絶されたあとも密かに後を追っていた。その後、彼女の身体を乗っ取ろうとするキュリアス・キャットに嚙みついてそれを阻止するなど、リトルとしての最後の瞬間までルビーのことを案じていた。

チョピット[]

生まれ変わったあとのチョピットは、リトルだった頃の性格を受け継いでいるようで、ルビーとの会話で、友好的かつ前向きな様子を見せている。ワイス・シュニーブレイク・ベラドンナヤン・シャオロンは、チョピットはガイドや守護者として優秀そうで、それでいて可愛さも兼ね備えていると評している。

チョピットは以前の記憶の大部分を失くしているようだが、ルビーとの友情の感覚は残っているようである。チョピットは彼女に対して「思い出せない幸せな夢」のような懐かしさを感じると述べ、さらには、ルビーのことをハンター(Huntress)と呼んでいる。

トリビア[]

  • リトルは不思議の国のアリスの登場人物である眠りネズミをモデルに作られたキャラクターである。また、スチュアート・リトルの影響も受けている[1]
    • 眠りネズミと同様に、リトルは眠りこけているシーンが多く見られる。
  • アニメーターのArryn Trocheは、リトルの代名詞が中性的な"they/them"であることを明かしている[2]
  • チョピットの姿はケープやフィンガーレス・グローブなどルビーとの共通点があるため、リトルは生まれ変わる際にルビーのようになりたいと願った可能性がある。
  • リトルは、エヴァー・アフターのコンセプトを紹介することと、ルビーにVolume 9での同行者を用意するという目的で考案されたキャラクターである[1]
  • リトルの性格はシリーズ開始当時のルビーの性格を反映している。これは、当時と現在の彼女の性格を対比する意味がある[1]

参考[]

  1. 1.0 1.1 1.2 Volume 9 Blu-ray Crew Commentary
  2. Arryn Troche’s Twitter
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