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ホワイト・ファング武装集団(White Fang Goons[1]は、ファウナスのテロリスト組織であるホワイト・ファングの一兵卒の集団である。

ホワイト・ファング武装集団で名前があるのは、ディアリーペリーだけである。

RWBY: Combat Readyでは、新入り(Initiates)取巻き(Initiates)と言われている。

外見・衣装[]

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ホワイト・ファングの兵士は全員、目と額を覆うグリム・マスクに、白いノースリーブのテールの長いジャケット、フード付きの黒いノースリーブのインナー、黒いパンツからなる制服を着用している。また黒い指なし手袋をはめ、金属製のフットガードを脛につけ、金属製のブーツをはいている。制服の背中にはホワイト・ファングのエンブレムが大きく描かれ、また左胸には3つの赤い爪痕[2]が描かれれている。部分に耳や角などのファウナスの特徴が制服と一緒に見えるものもある。

ブレイク・ベラドンナは、彼らの外見、特にグリム・マスクの使用は、人間が信じている怪物に似せるために意図的に作られたものだと述べている。

RWBY: The Official Mangaでは、彼らの制服は第1巻の初期デザインとは全く異なるものになっている。暗い色のパーカーの上着にぴったりとした胸当てをつけ、バギーパンツを履いている。またグリム・マスクのデザインも異なり、背中にあるホワイト・ファングのエンブレムもない。

歴史[]

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グリム・マスクを着け始める以前の団員

かつてのホワイト・ファングの団員たちはグリム・マスクをかぶっておらず、布を巻いて口元を隠していただけである。制服もなく、火器などの武装もしていなかった。

シュニー・ダスト・カンパニーによるファウナス労働者への非人道的な扱いに堪えられなくなった者たちが、ダスト加工処理場への襲撃を計画した。しかし実行する段階になって、計画の不確実性から現場の団員たちは実行を躊躇してしまう。そこへグリム・マスクを装着し、を持ったアダム・トーラスが現れ、他の団員たちを鼓舞して襲撃を実行した。そしてアダムは他の団員にも装着するように促すようになった。

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ギラが最高指導者の頃の兵士

ホワイト・ファングを襲撃してきたファウナス差別主義の人間との戦いで、アダムがそのうちの1人を殺してしまう。当時の最高指導者であったギラ・ベラドンナがアダムの行動を非難するのとは対照的に、兵士たちはシエナ・カーンとともにアダムを賞賛する姿が描かれている。この頃の兵士たちはグリム・マスクをつけ、自衛用に火器を持っていた。制服も着ていたが、背中のエンブレムだけが異なっている。

また、シュニー・ダスト・カンパニーの警備員との戦いでも、兵士たちが登場する。

制服を着たホワイト・ファングの兵士が本編で初めて登場するのは“Players and Pieces”であるが、本シーンでは何者であるのかまったく語られず、次の行動を計画するローマン・トーチウィックを黙々と手伝っていただけである。

後の“Black and White”で、大量のダストを盗むローマンの手助けをしていた彼らの正体が、ホワイト・ファングの兵士であることがブレイクによって明らかにされる。そんな彼らの前にブレイクが現れ、なぜ人間であるローマンの味方をしているのかを問われたが、答えは返さなかった。代わりにローマンが、ホワイト・ファングと自分は共同事業を行っていると答える。ホワイト・ファングの兵士たちは、埠頭でブレイクとその友人のサン・ウーコンと戦うことになる。さらにペニー・ポレンディーナも戦いに加わり、ほとんどの兵士が一網打尽にされた。

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ホワイト・ファングの派閥集会

Painting the Town...”において、ブレイクとサンが潜入したホワイト・ファングヴェイル支部の派閥集会に制服を着たホワイト・ファング団員らが参加していた。その後、マウンテン・グレンの地下鉄の廃墟でも多数の団員が活動していた。ローマンの指示のもと、ホワイト・ファングは地下鉄のトンネル内でダスト爆弾を爆発させて、グリムの侵入経路を作り出し、ヴェイル市内に誘い込もうとしていた。

マウンテン・グレンの地下で2人の兵士に捕らえられたルビー・ローズは、ローマンの元へ連れて行かれるが、チームRWBYによって救出される。その後、チームRWBYと バーソロミュー・ウーブレックは、廃線になった鉄道で大量のホワイト・ファングの兵士たちと戦うことになる。マーキュリー・ブラックによると、多くのホワイト・ファングの兵士がトンネル内で行方不明になったという。

ヴェイル支部の兵士たちの中には、アダムに率いられてビーコン・アカデミーを襲撃した者もいる。

それからしばらく経った“Dread in the Air”では、シエナ・カーンの親衛隊がアダムのクーデターとシエナ暗殺に協力し、彼がホワイト・ファング最高指導者になる。シエナを殺したアダムは彼女の死の原因を捏造し、人間が侵入してシエナを殺したと言うように命令する。

アダムがホワイト・ファングのメナジェリー支部にベラドンナ一家の暗殺とブレイクの捕獲を命じた後、多くのメナジェリー支部の兵士たちがベラドンナ邸に侵入し、彼らを害そうとした。しかし彼らは全員、ベラドンナ家とサン、メナジェリー警備隊に倒されて、逮捕される。

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ヘイヴン・アカデミーで敵対者に囲まれ、投降するホワイト・ファングの兵士

その後、ヘイヴンの戦いに参加し、アダムに率いられてヘイヴン・アカデミーにあるCCTタワーの破壊を実行しようとする。しかし、ホワイト・ファングの蛮行を阻止しようとしたメナジェリーに住む穏健派のファウナスらが現れ、劣勢に立たされてしまう。アダムは兵士たちを残して逃走し、置き去りにされた兵士たちはミストラル警察に逮捕されてしまった。

ホワイト・ファング本拠地にある玉座の間にアダムが戻ると、残っていた兵士たちは、ヘイヴンで自身が助かるために部下を見捨てたアダムのために働くことを拒絶する。その中の一人が、アダムがブレイクに負けたことを口にすると、アダムは怒り狂ってその場にいた全員を惨殺した。

技能と力量[]

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剣やライフルを装備したホワイトファングの団員

武装には様々な銃器、剣、槍などがあるが、武装しないで戦う者もいる。彼らは戦域にブルヘッドからアクロバティックに降下したり、アトラシアン・パラディン-290を操作することができるたりするようだ。

腕の立つハンターとは戦いにならず、チームRWBYのメンバーには大勢で立ち向かっても簡単に倒されてしまう。戦術は大人数で攻撃し、敵を圧倒しようと群がることである。

団員[]

ディアリー
ペリー

トリビア[]

  • ジャケットの左胸に3本の赤い爪痕が描かれるのは、Volumu 3以降である。
  • 名前のないホワイト・ファング武装集団の声は、Rooster Teethの様々なスタッフが当てている。
    • Chris Martin
    • Austin Hardwicke(アニメーター)
    • Miles Luna
    • Dustin Matthews(アニメーター)
    • Josh Ornelas
    • Luis "Paco" Vazquez(プロデューサー)
    • Willem W. Keetell(アニメーター)
    • Jenn K. Tidwell(アニメーション・コーディネーター)

参考文献・脚注[]

  1. クレジット内で表記
  2. Volume 3以降