ホワイト・ファングの副官(White Fang Lieutenant)(本名は不明)は"Painting the Town..."で初登場したホワイト・ファングの幹部。武器としてチェーンソーを使う。彼はRWBY: Combat Readyではエルダー(Elder: 年配、長老の意味)とも呼ばれている。
外見・衣装[]
副官は大柄で筋肉質な肉体を持ち、頭は短い黒髪である。服は他のホワイト・ファング団員と同じ黒いシャツとズボンにグローブだが、腕には金属の防具を付けている。また、その上に着ている白いジャケットも他の団員と異なっており、襟が際立って長く、前面を留めるボタンも見られない。
顔全体を覆っているグリム・マスクも特徴的で、赤い目とそこから下に伸びる赤い筋がデザインされている。また、左腕には黒いタトゥーを入れており、この模様はアダム・トーラスのマスクの模様と同じデザインである。
副官がファウナスとしてどのような動物的特徴を持っているのかは不明である。おそらく、彼の動物的特徴は制服の下に隠されているか、もしくはタクソンのように特徴を隠せると考えられる。
人物[]
副官がどのような人物かは不明な点が多いが、彼はシュニー家に対して大きな恨みを抱いているようである。彼はワイス・シュニーと戦うことになった際には、シュニー家の者を殺す機会を得られたことを喜んでいた。
また、彼はアダム・トーラス及び、ホワイト・ファングに対して強い忠誠心を持っているようで、"Black" Trailerで逃げたブレイク・ベラドンナを探し出すことを誓っていた。
技能と力量[]
総合的にいって、副官はホワイト・ファングの一般団員の実力を大きく上回っている。彼はハンター・アカデミーの1年生であるワイスと1対1で戦い、さらに圧倒する力を持っている。
副官の戦闘スタイルは、細かいことを考えずパワーで圧倒するもののようである。それを裏付けるように、彼の武器であるチェーンソーもおそらく副次的な機能は無いと思われる。ワイスとの戦いでは彼女のスピードと機転に翻弄され続けていたが、持ち前のパワーと耐久力で切り抜け形勢逆転に持ち込んでいる。
武器[]
- メイン記事:副官のチェーンソー
副官の武器はチェーンソーである。彼はこの武器を剣のように振るっている。
トリビア[]
- このキャラクターは原文で"White Fang Lieutenant"とクレジットされているが、これが実際の階級を表すのか、単に組織の幹部的な立場であることを意味するだけなのかは不明である。(日本語で「副官」としている理由についてはRWBY Wiki:固有名詞表記についてを参照)
- Gray G. Haddockは元々、一時的な配役として"Painting the Town..."で副官の声を担当したが、後に正式にこのキャラクターの声優となった[1]。
- 当時、制作スタッフは副官のことを"Edward James Almost"と呼んでいた。これは、副官の声のアクセントがエドワード・ジェームズ・オルモスの「落ちこぼれの天使たち」(原題:Stand and Deliver)での演技に似ていることにかけたジョークである。