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ペニー・ポレンディーナは"The Stray"で初登場したキャラクター。ワイス・シュニーサン・ウーコンを追いかけているときに彼女とぶつかり、地面に倒れている状態で登場した。

"Painting the Town..."では、"most girls are born, but I was made"ほとんどの女の子は人から生まれるけど、私は作られた)というセリフと共にペニーがロボットであることが明かされた。

外見・衣装

ペニーは大きくカールしたオレンジのショートヘアで、そこにピンクのリボンを付けている。明るいグリーンの瞳に白い肌を持ち、顔にはそばかすが見られる。服は古風なブラウスに女性らしい短めのオーバーオールで、黒地に緑のラインが入ったストッキングを履いている。この緑のラインは時折光っている。皮膚の層に隠された内部には金属の構造と球状の関節部があり、また、彼女の瞳の虹彩はカメラのシャッターのようになっている。

"Black and White"にてルビー・ローズを助けるシーン、及び"Never Miss a Beat"にてラッセル・スラッシュスカイ・ラークと戦うシーンでは小さくて薄いバックパックのようなものを付けているが、他のシーンではこのバックパックは見られない。

人物

ペニーは和やかだが興奮し易く、親切かつ好奇心旺盛な性格である。彼女は社会常識に欠けている面があるが、これは普通の人間と同じような経験を積んでいないためと考えられる。ルビーが彼女を友達と認めたときには、大きな喜びと多少の驚きを示していた。なお、彼女は嘘をつくと必ずしゃっくりが出るという変わった癖がある。

彼女は友情に関して非常に重きを置いているようで、"Black and White"では、ルビーがローマンの攻撃に吹っ飛ばされるのを見て激怒するということもあった。"A Minor Hiccup"にて、ルビーが彼女のことを友達だと断言してくれたことでルビーのことを非常に信頼している。

さらに、ペニーは非常に好奇心旺盛のようで、ブレイクが消えたという話を聞いたときには、ルビーに対して、ブレイクのことや一般的な友情について数多くの質問をしていた。また、出歩いてはいけないと念を押されたにも拘らず、その後も一人でヴェイルを歩き回っていた。

ペニーは自身が人工物であるということについて不安な気持ちを持っており、ルビーにそれをどうやって打ち明けるか悩んでいた。しかし、ルビーがその事に対して非常に理解を示し、彼女を機械扱いせず心と魂を持つ者として接してくれることを知って感激した。

"Dance Dance Infiltration"では、二人のアトラス兵の間でダンスを楽しむ様子を見せていた。後のシーンではアトラス兵の一人とロボットダンスを踊るところも見せている。

ペニーの最も特筆すべき要素はその思いやりの心である。会ったばかりのチームRWBYに対して快活に"Salutations!"(ごきげんよう!)と挨拶し、ワイスの髪を褒め称え、ブレイクを追うルビーに協力を申し出ている。加えて、トラックにぶつかりそうなルビーを助けたあとに運転手をも気遣い、ヴァイタル・フェスティバルではチームCRDLとの試合後にお礼の言葉を述べ、ピュラ・ニコスに対しては会えたことに喜びの言葉を述べていた。

ペニーの奇妙な行動はシリーズが進むごとに徐々に見られなくなっていった。初期の彼女は陽気さや好奇心、社会的交流に不慣れな面が目立っていたが、後にこれらの要素は落ち着きを見せている。そして、ヴァイタル・フェスティバルにて、ビーコンに留まる計画、及びチームメイトについてルビーと会話するシーンでは、以前の彼女の無邪気さや気まぐれな性格からの変化が僅かに見られる。

技能と能力

武器

1116 Black and White 17107

ペニーの武器

"Black and White"で見られるようにペニーは簡単な動作で何本もの剣を操ることが出来る。それらは半分に折りたたまれた状態で小さなバックパックに収納されているようである。彼女は全ての剣を同時に制御でき、さらにそれらを特殊な配置にすることでビーム状のエネルギーを発射出来る。このビームは複数のブルヘッドを真っ二つにして撃墜するほど強力なものである。また、剣を小さな輪のように配置して出力を下げた複数のビームを撃ち出すことも可能。

剣の柄の部分からは細い糸のようなものが出ておりペニー自身と繋がっている。この糸は極めて強靭なようで、ブルヘッドを引きずり落としたり彼女自身の体を切断できるほどである。

機動力

V3 09 00046

剣をスラスターとして利用するペニー

ペニーは何かに突き刺した剣を利用して自分を移動させたり、逆に自分を軸として大きな物体を引っ張ることが出来る。それによって、巨大かつ推進力を持ったエアシップを引きずり落とすことも可能であるが、いくつかの技能の際には、自分の体を固定するために何らかの形で地形を利用しているようである。また、剣をスラスターのように利用することも可能であり、それによって空中を高速で移動することが出来る。

彼女は地面が衝撃で壊れるほどの力で長距離をジャンプすることも可能。また、いきなり目の前に現れるという技(?)を見せたこともあるため、非常に高速で移動出来るか、もしくは気付かれずに移動する能力があると思われる。その例としては、チームRWBYと出会ったシーンや、その2日後にワイス、ヤン、ルビーの後ろに唐突に現れるシーンが挙げられる。

Manga 14, Penny Polendina

漫画版の14話では、ペニーが剣と共にジェットパックに接続された姿が見られた。

パワー

ペニーは相当なパワーを持っているようで、その証拠に"A Minor Hiccup"ではフロム・ダスト・ティル・ドーンのトラックを素手で止めている。なお、そのときの衝撃で彼女の立っていた道路は崩壊している。このエピソード中に彼女は自身がロボットであることを明かすが、このパワーもそのことを裏付けている。

オーラ

"Painting the Town..."では、ペニーがオーラを生成することの出来る初めての人工生命であることが明かされる。オーラの説明に従えば、このことはペニーが実際に魂を持っているということを示唆している。また、彼女はセンブランスも扱うことが出来ると推察される。

活動履歴

トリビア

  • ペニーには、童話のピノキオから取られた要素がいくつかある。
    • ピノキオが生きている操り人形であることに対して、ペニーは生きているロボットである。
    • "A Minor Hiccup"でのペニーの"I'm not a real girl"(私は本当の女の子じゃない)というセリフは、ピノキオが"a real boy"(本当の男の子)になりたいと言っていることとの対比になっている。
    • ピノキオが嘘をつくと鼻が伸びるのに対し、ペニーが嘘をつくとしゃっくりが出る。
    • ペニーは複数の剣を細い糸で操っているが、これは操り人形を連想させる。
    • ペニー(Penny)という名前はピノキオ(Pinocchio)に由来していると考えられる。なお、ピノキオの名は彼が松の木(pinewood)の丸太から作られたことに由来している。
    • ペニーの姓、ポレンディーナはピノキオを作った人物であるゼペットのニックネームである。このニックネームは彼の黄色いヒゲがポレンタ(トウモロコシ粉で作るイタリア料理)に似ていることに由来する。
  • (イギリスなどの)ペニー硬貨は銅で覆われているため、彼女の名は銅の色(あるいは酸化した時の緑色)を表していると考えることが出来る。
  • ペニーの登場したエピソードで、ルビーが彼女のことを友達だと言ったときにペニーが叫んだセリフ"We can paint our nails, and try on clothes, and talk about cute boys!"(一緒にネイルしたり、服を買いに行ったり、格好いい男の子の話をしましょう!)は"The Shining Beacon, Pt.2"にてワイスがルビーに言った皮肉に酷似している。ルビーもそのことは認識している。
  • ペニーは金属で出来ているため、"Never Miss a Beat"や"PvP"で見られたように磁力の影響を受ける。
  • ペニーはとても知覚が優れているようで、ほとんどの人が気付かなかったブレイクのリボンの事を見破り、彼女がファウナスであると認識していた。
  • ペニーのファイティングスタイルはMonty Oumが手掛けたDead FantasyNaminéと似ている。
  • ペニーのエンブレムは緑色の剣であり、彼女の武器によく似たデザインである。
  • ロボットというテーマに沿うように、ペニーの武器には国際規格のスタンバイマークがデザインされている。
  • ペニーは劇中で最初に"死ぬ"ことになるキャラクターである。
  • "PvP"及び"Battle of Beacon"での破壊されたペニーのモデルは、3Dアート担当兼ペニーの声優であるTaylor McNeeが作成したものである。[1]

参考文献

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