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ブランウェン盗賊団(Branwen Tribe)は、レイヴン・ブランウェンが首領として率いる盗賊団であり、アニマで山賊として活動している。

背景[]

ブランウェン盗賊団がいつ頃結成されたのかは不明である。クロウ・ブランウェンによると、レイヴンとクロウの双子は殺人者と山賊で構成された盗賊団で育った。盗賊団は、グリム以外で唯一の大きな脅威であるハンターに対抗する手段を学ぶために、双子をハンター・アカデミーに入学させた。双子はビーコン・アカデミーに入学し、チームSTRQの半数を構成した。最終的にレイヴンは盗賊団に戻って首領になったが、クロウは以前の生活が嫌になってきていたので盗賊団には戻らなかった。

描写[]

ブランウェン盗賊団は、村々を襲撃して資源を略奪することで生き延びている。この盗賊団の襲撃が負の感情に惹かれるグリムを呼び寄せ、結果として村人は皆殺しにされ、死体や破壊された残骸以外は一切残らなくなってしまう。

現在の首領であるレイヴンによって示唆されているが、山賊であるブランウェン盗賊団は彼女の『適者生存』の哲学に従い、生き残るために必要なものを持っている者だけが尊重されている。

野営地[]

山賊たちは、質素だが生活感のある寄せ集めで作られた野営地で暮らしている。この野営地は、盗賊団が定期的にアニマを移動する際の一時的な居住地でしかない。野営地は、先を尖らせた丸太を直立させて作った壁に囲われ、入口はひとつだけある。その入口から野営地を貫く道が、首領の住む大きなテントの前にある広場へと続いている。野営地には様々なテントがあるが、それらはすべて拾い集めた資材で作られている。切り倒された木の切り株や野営のかがり火がいたる所にある。

歴史[]

現在[]

"RWBY"本編が始まる10年前、ヘイヴン・アカデミーでの訓練に耐えきれなかった先代の春の乙女は、その義務から逃げ出してブランウェン族に加わっていた。レイヴンは彼女に力の使い方を教えようとしたが、彼女は一人では生きていけないという結論に最終的に達し、レイヴンは彼女を殺した。その後、レイヴンが乙女の力を受け継いだが、身代わりを使って自らは後見人として演技し続けた。

ブランウェン盗賊団は『適者生存』という考え方を持ち、自分たちの生存を最優先する山賊であり、シオンのような村をいくつも襲撃している。

通常、人身売買は行わないがワイス・シュニーだけは例外だった。当初、彼らはワイスを人質にして、父親のジャック・シュニーに身代金を要求する予定だった。しかし、ワイスが拘束から逃れた後は、その計画を断念した。

母であるレイヴンを探すためにミストラルに向かったヤン・シャオロンは、ブランウェン盗賊団の一員であるシェイ・D・マンに出会い、彼が母のもとへの案内をしてくれると言った。実は彼は、盗賊団の仲間たちの協力して彼女から金を奪うつもりであり、ヤンとの戦いが始まった。

ヤンにやられた彼らは、レイヴンのもとまで案内させられることになり、レイヴンは数十数年ぶりに娘と再会することになった。そこでヤンはワイスと合流し、レイヴンのセンブランスを使って、クロウと共にヘイヴンへ向かっているルビーとの合流を果たした。

その後、春の乙女を探していたシンダー・フォールたちに野営地が発見されると、レイヴンは団員たちに他の野営地への移動を命じた。シンダーたちセイラム陣営知識のレリックを手に入れるために春の乙女の協力を求めていた。ブランウェン盗賊団の中に春の乙女がいることを知っていたシンダーに脅迫されたレイヴンは、クロウを殺す助力を見返りに、春の乙女として振舞うヴァーナルと一緒に、シンダーたちへの協力を引き受けた。しかし実際は、自分たちが助かるためにシンダーたちを裏切るつもりだった。

レイヴンとヴァーナルは、知識のレリックを横取りするためにヘイヴンの戦いに参加した。戦いの最中、ヴァーナルはシンダーに裏切られて殺されたが、シンダーはヴァーナルが身代わりであったとわかる。

レイヴンは自分が真の春の乙女であることを明かし、シンダーと戦い始める。瀕死のヴァーナルの助けもあり、レイヴンはどうにかシンダーを倒して、ヘイヴン封印の間を開放した。しかし知識のレリックを目の前にしたところで、レイヴンは娘のヤンと対峙する。

ヤンは、母であるレイヴンが先代の春の乙女を殺し、それを盗賊団の哲学で正当化しようとしているのを知った。ヤンは母がセイラムから逃げているだけの臆病者であることに気づいた。そのことを非難し、セイラムに怯えるくらいならレリックを渡してほしいと説得した。レイヴンは娘にレリックを譲ると涙を浮かべ、盗賊団に戻る代わりに、タイヤン・シャオロンとのを利用して逃げ出した。

ヘイヴンの戦いが終わった後、ブランウェン盗賊団がどこへ移住したかは定かではない。魔法で変身したレイヴンであろうワタリガラスの姿が、ヘイヴン・アカデミーから逃げ出した直後に、パッチにあるタイヤンの家の近くで見られる。しかし“Amity”で見る限り、タイヤンは家に独りでいるようであり、レイヴンの消息は不明である。

盗賊団の一員[]

レイヴン
シェイ

旧一員[]

クロウ
ヴァーナル

他の一員[]

トリビア[]

  • ブランウェン盗賊団は、ウェールズ神話『スィールの娘ブランウェン"Branwen ferch Llŷr")』を連想させる。
    • ブランウェン("Branwen")は「白い祝福されたワタリガラス("white, blessed raven")」を意味している。
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