ピーター・ポート(Peter Port)は、ビーコン・アカデミーの元教師である。初登場は"The Badge and The Burden"で、グリムに関する授業をしていたシーン。武器は斧が取り付けられたラッパ銃のブロウハード。
外見・衣装[]
ピーターは見た限りでは初老の男性である。髪と口ひげはグレーで、恰幅の良い体格をしている。
上半身にはワインレッド色で金のトリムが付いたダブルのスーツを着ている。ズボンが入れ込まれたオリーブ色のブーツは騎兵隊のものに似ている。
人物[]
ピーターは丁寧で礼儀作法をわきまえた人物だが授業のスキルは今一つのようで、彼の授業中にルビー・ローズは居眠りをし、ブレイク・ベラドンナは興味がない様子を見せていた。彼はジョークを交えて授業を盛り上げようとしていたが、生徒達の反応も芳しいものではなかった。
また彼は大変な自信家で、授業では自らの若い頃の手柄を長々と話しており、さらに教室には自らの胸像を置いていた。そして自らの魅力に自信があるような素振りで、授業中にヤン・シャオロンにアピールしている。
ピーターはこのように自己陶酔型の人物ではあるが、決して傲慢というわけではなく謙虚さを見せる場合もある。また、彼は正直に自分の考えを話すタイプであり、ワイス・シュニーの問題ある態度についても率直に指摘していた。生徒達のことは心から大切に考えており、"Family"にて腕を失ったヤンが恐怖を吐露したときには彼女が立ち直るためのアドバイスを送って励ました。
上記の"Family"のエピソードの中で、ピーターはネズミが大の苦手であることが明かされた。
武器[]
- メイン記事:ブロウハード
ピーターの武器は斧が取り付けられたラッパ銃のブロウハードだが、作中では彼がこの武器を振るう場面は明確には描かれていない。
トリビア[]
- ピーターは物語のピーターと狼をもとに作られたキャラクターである。
- ピーター(Peter)という名前はギリシャ語で「石」を意味する"Πέτρος"(ペトロス)から来ており、灰色に関連する。ポート(Port)という姓は「恰幅が良い」、「太った」という意味の"Portly"から来ている可能性がある。また、ポートワインから取られている可能性もある。
- ピーターの声を担当するRyan Haywoodは、Minecraft内でEdgarと名付けた牛を家に捕らえており、多くのファンは"The Badge and The Burden, Pt.2"でピーターがグリムを檻に捕らえていたのはこの事にかけたものだと主張している。しかしMiles LunaとKerry Shawcrossはこのエピソードが作られたのはRyanがEdgarを捕らえるよりずっと前であり、これらの一致は完全に偶然であると述べている[1]。
- RWBY: Grimm Eclipseによると、ピーターは2日に1回口ひげにワックスを塗っている。
参考[]
- ↑ Volume 1 Directors Commentary