ハーバリスト(Herbalist)は、エヴァー・アフターのガーデンズ・エーカーに住む生物である。"A Cat Most Curious"で登場し、エピソードの最後にアセンドした。
"A Tale Involving a Tree"にて、蝶として生まれ変わり飛び去った。生まれ変わったあとの姿はバタフライ(Butterfly)と呼ばれている[1]。
外見・衣装[]
ハーバリストは、藍色の蝶とイモムシが合わさった姿をしている。下半身はイモムシに近く、背中には水色の模様がある。一方、上半身は蝶に近く、水色の翅が生えている。顔には水色~緑色の目が3つあり、頭には2本の角が生えている。体の至る所に月の形をしたシンボルが見られ、その中でも胸元にある三日月の形をしたプレートは彼の心を表しているようである。
煙の能力を使ったときは、身体の色が緑色に変化していった。その後、キュリアス・キャットの心を分け与えられたあとは通常の色に戻っている。
アセンドで生まれ変わったあとは、下半身がイモムシの形状から人間の足に変化し、背中には大きな蝶の翅が生えた。
性格[]
ハーバリストは顧客の役割と生業について知ることに強い興味を持っている。顧客自身がこれらについてはっきりと分かっていないときには苛立ちを見せることもある。彼は自身のことを仕事中毒と表現しており、顧客の許諾なしに彼らの問題を解決しようとする。
技能と力量[]
- 煙:グレート・ツリーの葉を使い、特殊な煙で部屋を満たすことができる。部屋にいる者は過去の自身と向き合うことになり、己の信念や役割を再確認させられる。
- 飛行:アセンドのあと、ハーバリストは蝶の羽を手に入れたことで飛行能力を得た。
トリビア[]
- ハーバリストは、不思議の国のアリスに登場する芋虫をもとに作られたキャラクターである。芋虫は水煙管を吹かしており、また「おぬしは誰じゃ」(Who are you?)と問いかける点がハーバリストと共通している。
- チームRWBYのメンバーがハーバリストを見て驚いたことは、アリックスの旅を描いた"The Girl Who Fell Through the World"に彼が出てきていないことを示唆している。
- "Confessions Within Cumulonimbus Clouds"にて、ジョーン・アークはアリックスがハーバリストと出会っていることを話しているため、彼との出会いは意図的に本から省略されたと考えられる。
- ハーバリストの"This is how a king winds up a prince."というセリフは、かつて赤のキングがアリックスに負けたあと、アセンドの前にハーバリストのもとを訪れ、助けを求めたことを示唆している。
- Volume 9の元の構想では、"Of Solitude and Self"でジョーンが葉っぱを燃やすシーンでは、生まれ変わったハーバリストが協力することになっていた[2]。
- ハーバリストのアセンドした姿は、アート部門のスタッフの間ではジョーク的に"Butterflerb"と呼ばれていた[3]。
参考[]
- ↑ Volume 9 Blu-ray Crew Commentary - Chapter 10
- ↑ Larissa Angus on Reddit
- ↑ Erin Makela on Twitter