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ナックラヴィー(Nuckelavee)[1]は馬に人間の上半身が繋がったようなグリム。Volume 4 コメンタリーでは、小鬼と馬の別々のグリムが融合したものと説明されている[2]

外見[]

ナックラヴィーは馬のような身体に皮膚の無い人型の身体が結合された姿をしている。前脚の先端は爪のような形をしている一方、後脚には蹄があり独特な足跡を残す。人型部分の頭部には大きくカーブした角が生えており、口は糸で縫い付けられているようである。そして伸縮性のある2つの腕には爪の付いた指が2本ずつある。背中には骨のようなスパイクが背骨に沿って並んでおり、過去の戦いのものと思われる武器がいくつも刺さっている。

歩行時は人型の胴体は片側にだらりと垂れ下がっており、長い腕を地面に引き摺っている。馬が歩行を止めたときに初めて人型の胴体を起こし、けいれんのような突発的な動きを見せる。激怒すると頭部の角と背中のスパイクが延び、瞳は縦に細長くなる。また、咆哮を上げる際に口が完全に開く。

登場シーン[]

初めてナックラヴィーの存在が示唆されたのは"Remembrance"であり、そこではシオンに残されたナックラヴィーの足跡をライ・レンノーラ・ヴァルキリーが発見していた。その後、"Two Steps Forward, Two Steps Back"ではルビー・ローズジョーン・アークが進む道に同じ足跡が見られたが、二人はそれに気付かなかった。

初めてナックラヴィーの姿が見られたのは"Kuroyuri"であったが、そこではグリム達がクロユリを襲う中でシルエットが映るのみであった。これによってナックラヴィーこそがレンの両親の死と彼の住んでいた村の破壊の主原因であることが明かされた。それから数年後、ナックラヴィーは同じ村に現れチームRNJRと遭遇することになった。長い戦いのあと、RNJRの連携攻撃によってこのグリムは倒された。

技能と能力[]

ナックラヴィーは極めて強力なグリムで、たった1体でオニユリを破壊したと言われており、シオンとクロユリの破壊にも大きく関与している。その動きはぎくしゃくとしながらも素早く、異常なまでに伸びる腕を攻撃に使っている。さらに耳をつんざくような叫び声も厄介である。人型の胴体部分を高速に回転させることもでき、腕を伸ばしながらそれを行うことで周囲を薙ぎ払う攻撃方法も持っている。

ナックラヴィーは見た目よりも強靭であり、マンヒルドのグレネードやクレセント・ローズストーム・フラワーの銃撃を数発受けてもほとんどダメージを受けていなかった。また、強化されたクロケア・モルスの攻撃には苦痛の声を上げていたが有効打とはなっていなかった。腕と頭部は耐久性が低いようであるが、長い射程の攻撃を持つためそこを狙う事は難しい。

ナックラヴィーはかなり長く生きているため一般的なグリムより高度な知能を持っているようである。自らの巣を持ち、そこにこれまでの戦いで自身に使われたと思われる武器や、数十キロは離れているシオンの旗も持ち帰っていた。戦術を考えることもあり、RNJRが円形に動きながら攻撃する策を取ったときには両方の腕を長く伸ばしながら回転攻撃を繰り出すことで全員を一度に攻撃していた。

しかしながら、Volume 4 コメンタリーによると人型部分と馬の部分は同時には動けないとのことである[2]

トリビア[]

  • ナックラヴィーの元になったのはオークニー諸島の民話や、その元になった北欧神話に登場する同名の怪物である。この怪物は病気をもたらし作物を枯らすと言われている。
  • Volume 4 コメンタリーによるとナックラヴィーの叫び声の1つはWilliam Orendorffによるもので、"Die"(死ね)と叫んでいるとのことである。

参考[]

  1. Miles Luna's Twitter
  2. 2.0 2.1 Volume 4 Crew Commentary 2:43:59
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