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セイラム陣営(Salem's Inner Circle[1]は、セイラムとその部下達の組織で、シリーズにおける最大の敵対勢力である。彼女たちの目的は4つのレリックを使ってハンター・アカデミーを破壊し、レムナントに新たな秩序をもたらすことである。また、レリックを入手するために四人の乙女を襲撃してその力を奪っている。兵力としてグリムを使っており、本拠地は闇の大地にある。

歴史[]

過去[]

この勢力の始まりは定かではないが、1000年以上の歴史があることが示されている。過去に、セイラムは「永遠の男」として知られるオズマの転生者を殺し、かつ彼の組織であるザ・サークルを破壊するために、一人の女戦士を送った。この戦士はグラビティとライトニングのダストの剣を使ってオズマと戦い、オズマは周囲の巻き添えを避けるためにあえて死を選んだ。

オズマの死後、女戦士とその仲間はザ・サークルのメンバーを殺戮し、転生後のオズマにメッセージを残すために、彼の最も熱心な信奉者のみを生かした。

本編の開始の数十年前、セイラムは銀の眼の戦士を狩るためにトックを使っていた。セイラムはトックにセンブランスの適切な使い方も教えていたが、彼女はそれを軽んじ、最終的にはマリーア・カラヴェラによって殺されることとなった[2]

現在[]

近年、セイラムはシンダー・フォールを仲間に加えて彼女を乙女の器とし、オズマが設立したアカデミーに保管されているレリックを集めている。また、ハンターに対抗できる人材として連続殺人犯のティリアン・キャロウズと、オズピンへの復讐心を持つヘイゼル・ライナートを手駒に加えた。さらには、ジェームズ・アイアンウッドに反発してアトラスを離れた科学者であるアーサー・ワッツも引き入れている。

ビーコン[]

セイラムの指示のもと、シンダーとその仲間は、アダム・トーラスホワイト・ファングの協力を取り付け、秋の乙女の力を奪った上でビーコン・アカデミーを破壊した。セイラムは、秋の乙女となったシンダーは目的達成のための鍵となると語っているが、同時に、彼女の新たな力は弱点をもたらすものでもあると述べており、シンダーを手元に置いておくことを選んでいる。

この頃の他の部下たちの行動は明らかになっていないが、ティリアンはしばらくの間、春の乙女の消息を追っていたようである。ビーコン陥落後の会談では、彼はシンダーを破ったルビー・ローズを捕らえる任務を与えられた。また、ワッツはシンダーの代わりにミストラルレオナルド・ライオンハートと会う任務を、ヘイゼルはホワイト・ファングのリーダーであるシエナ・カーンの協力の意思を確かめる任務を与えられた。

ミストラル[]

ティリアンはルビー達を襲撃するが、クロウ・ブランウェンの介入により捕獲に失敗し、さらに尾を失った。ワッツはライオンハートと会談し、彼が引き続きセイラムに忠誠を誓うことを確認した。ヘイゼルはアダムの仲介によりシエナと会談し、協力の意思を確認しようとしたが、彼の思惑とは異なり、アダムがシエナを殺害してホワイト・ファングのリーダーの座を奪う結果となった。

ティリアンとヘイゼルは、計画の障害となり得るミストラルのハンター達を排除するため、ライオンハートから提供された情報をもとに彼等を殺していった。これにより、ハンター達の協力を取り付けようとするクロウの試みは失敗に終わる。

新学期の始まる前、シンダー派閥、ライオンハート、ヘイゼルは、レイヴン・ブランウェンヴァーナルも加えて、ヘイヴン・アカデミー知識のレリックを持ち去る計画を実行する。この間、アダム率いるホワイト・ファングはアカデミーとCCTを破壊する準備を進めていた。

しかしながら、この計画は失敗に終わることになる。シンダーはレイヴンとの戦いに敗れ戦闘不能となり、ルビー達と戦っていたヘイゼル、エメラルド・サストライマーキュリー・ブラックは撤退する。ライオンハートは戦いを放棄して逃げるが、セイラムに殺される結末を迎えた。ホワイト・ファングのアカデミー破壊計画もメナジェリーから来たファウナス達とミストラル警察によって阻止され、アダムのみが逃げ延びることになる。これによって、オズピン勢力がレリックを手にすることになった。

アトラス[]

当初の予定ではヘイヴンの次はヴァキュオに向かうことになっていたが、オズピンが転生していることを知ったセイラムはワッツとティリアンをアトラスに送る。レイヴンに敗れはしたものの生き残ったシンダーは、ルビーへの復讐に協力することを条件にニオポリタンを仲間に引き入れ、独自にアトラスへと渡った。アトラスでは、ティリアンは混乱を招くためアイアンウッドに反発する人々を殺していき、ワッツはジャック・シュニーの助力を得てマントルの都市システムへのアクセスを入手した。マントルへのグリム侵攻の最中、ワッツとティリアンは拘束されるがティリアンのみ逃走を果たし、ニオポリタンは知識のレリックを手に入れてシンダーに渡した。

セイラムはモンストラに乗り、自らグリムの軍勢を率いてアトラスに侵攻する。シンダーとニオポリタンはセイラムのもとに帰還し、そこでシンダーは知識のレリックを自分の手柄として献上した。ルビー達とアイアンウッドが、新たな冬の乙女となったペニー・ポレンディーナを巡って対立する中、セイラムはアトラスの防衛を突破し、グリムとアトラス軍の戦いが始まる。その中で、ティリアンとマーキュリーは次の目的のため一足早くヴァキュオへと向かった。

ヘイゼル、エメラルドの離反と、オスカー・パインがオズマの魔力を解放したことでセイラムは一時的にモンストラと共に消滅する。しかしながら、彼女が復活するまでの間に、シンダーとワッツはアトラスを壊滅させ創造のレリックを手中に収めることに成功する。アトラス崩壊の際にワッツが死亡したことで、この時点でセイラムの部下はシンダー、ティリアン、マーキュリーのみとなった。

メンバー[]

V8 Salem Mug
セイラム
Tyrian V7 Thumb
ティリアン
CinderV8C13Mug
シンダー
Merc-thumbv8
マーキュリー

元メンバー[]

Tock Mug
トック
WattsMug
ワッツ
Hazelv8-thumb
ヘイゼル

協力者[]

過去には様々な事情からセイラム陣営に協力していた者もいるが、Volume 8終了時点では彼らはいずれも離反、あるいは死亡している。

過去の協力者[]

CharMugLionheart
ライオンハート
Raven V5 Thumb
レイヴン
Adam charshort mug
アダム
Em-thumbv8.2
エメラルド
NeoV8Mug
ニオポリタン

トリビア[]

  • 公式な名前ではないが、Alex Abrahamは"The Next Step"にてセイラムが会談の場に歩いてくるシーンのBGMを"A Dark Cabal"と呼んでいる。これはセイラム陣営の呼称の1つとも考えられる。また、"Salem's Court"やチームWTCH(Witch)という名前でも呼ばれることもある[3]

参考[]

  1. The World of RWBY: The Official Companion
  2. RWBY: Amity Arena Tock Card Bio
  3. RWBY Panel RTX Sydney 2017
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