外見[]
シアーの体は小さな球体に骨に似たプレートがいくつか付いている形であり、目が1つある。体から伸びる赤い触手の先端には骨のスパイクが付いている。
登場シーン[]
シアーは"Of Runaways and Stowaways"で初登場し、シンダー・フォールと会談中のセイラムにビーコン・アカデミーの現状を伝えた。セイラムはシアーに対してアカデミーのグリムを増やすよう指示を出した。
"Dread in the Air"では2体のシアーが登場した。レオナルド・ライオンハート、アーサー・ワッツはその2体を通じてセイラム、シンダーとの通信を行い、春の乙女の居場所を突き止めたことを報告した。
"Haven's Fate"では逃げようとするライオンハートの前にセイラムが操るシアーが立ちはだかった。ライオンハートは弁解後にシアーを攻撃しようとしたが失敗し、触手で拘束されたあと殺された。
技能と能力[]
シアーは宙に浮くことができ、また他のグリムを管理できるようである。それによって、セイラムの斥候のような役割を果たしている。さらに、その視点からは360度の視界を持った魚眼レンズのような形で周りを見ることが出来る。
2体のシアーで長距離通信を行うことができ、通話者の姿はシアーの頭部の中に見られる赤い煙のようなものに映し出される。加えて、セイラムは遠距離のシアーを直接操作することができる。
触手は伸ばすことが可能で、パワーもあり物を掴みやすい。先端のスパイクは鋭く、獲物にとどめを刺すことに使われる。
トリビア[]
- シアー(seer)は予言者を意味する言葉である。このグリムはセイラムの目のような役割を果たし、予言者の持つ水晶玉にもよく似ている。
- このグリムが出すクリック音はWilliam Orendorffによるもので、元々はVolume 1のデス・ストーカー用に用意されたものである。[2]
- シアーのコンセプトは「気味の悪い、多少の知覚を持った水晶玉」というものである。[3]
参考[]
- ↑ "Of Runaways and Stowaways" credits
- ↑ Volume 4 Directors Commentary 46:24
- ↑ Collider Interview