オクタヴィア・エンバー(Octavia Ember)はチームNDGOのメンバーである。"New Challengers..."のヴァイタル・フェスティバル・トーナメントでチームSSSNと対戦した。
外見・衣装[]
オクタヴィアは色白の肌に、赤茶色のロングヘアとオリーブグリーンの目を持った若い女性である。
上半身には2本の長いテールが付いたティールブルーのウェストコートと茶色の袖無しのトップス、そしてティールブルーの袖無しのベストを着ている。スカートは緑色からクリーム色のグラデーションになった布地と、茶色の布地の2層になっており、裾は鋸状にカットされている。腰にはクロスした2本のネイビーブルーのベルトを巻いており、両肩には茶色のストラップで留められたスカイブルーの肩当てをしている。靴は表地がネイビーブルーで、裏地が赤茶色のショートブーツである。また、首にはネイビーブルーのチョーカーを付けている。
人物[]
オクタヴィアは感情に流されることが少なく、冷たいとも言える性格をしている。厳しい環境で生き抜く事を最優先に考えるヴァキュオの民らしく、他者への興味が薄いようである。他の王国を嫌っているため、ビーコン・アカデミーやヘイヴン・アカデミーから転校してきた生徒達には冷たい態度を取っている。さらに、敵に対しては情け容赦しない性格であり、カーマイン・エスクラドスを殺すチャンスがあると判断したときには、迷うことなくそれを試みようとしている。
オクタヴィアは倫理観に問題があるようで、彼女とネビュラ・ヴィオレッテはグリムをおびき寄せる餌として訓練生の子供たちを利用している。その事をアルスラーン・アルタンやヴェルヴェット・スカーラティーナから非難されても気にする様子は無かった。また、ビーコン陥落時にはチームメイトと共に早々に逃げているため、勝ち目の薄い戦いに挑むことはしないようである。
ただし、彼女も仲間のために貢献する姿勢は持ち合わせており、気に入らない者とチームを組んだ時にも不満を言わずに任務に当たっている。また、シェイド・アカデミーでのチーム分け試験では、ヴェルヴェットに実力を見せるチャンスを与えている。
技能と力量[]
チームSSSNとの試合では地形の利を生かして優位に戦いを進めていたが、サン・ウーコンの飛び蹴りをまともに受けてしまい、その後も連続攻撃に対応できずにノックアウトされている。
武器[]
- メイン記事:オクタヴィアの短剣
オクタヴィアの武器はクリス(短剣)である。この武器にはファイア・ダストとグラビティ・ダストを装填可能で、炎を帯びた衝撃波を発する事ができる。また、彼女はこの武器で砂煙を起こして目くらましに利用している。
センブランス[]
- メイン記事:サンドスケーティング
オクタヴィアのセンブランスは砂上を高速で滑って移動できるサンドスケーティングである。この能力はチームSSSNとの戦いで披露され、彼女は砂漠地形を他者を寄せ付けないスピードで移動していた。さらに、彼女はこの能力とグラビティ・ダストを組み合わせることで砂の渦を作り出すことができる。
トリビア[]
- オクタヴィア(Octavia)はラズベリーの品種の1つ(ヨーロッパキイチゴ)の名前でもあるため、ラズベリーのマゼンタ、または赤色を示す名前であると言える。
- エンバー(Ember)は木や炭に火がくすぶっている状態を示す言葉であるため、炎の色を連想させる名前である。
- オクタヴィア、およびチームNDGOはRooster Teeth ProductionsのLazer Teamのクラウドファンディングである"Indiegogo"を支援したファン達によって作られた[1]。オクタヴィアの声はメンバーの一人であるClaire Hoganが声を当てており、彼女は"Team NDGO Character Consultants"としてもクレジットに名前が載っている。