アトラス医療施設（Atlas Medical Facility[1]）は、アトラス市の地下にあるアトラス司令部の、「ドーナツ（"The Donut"）」とあだ名される場所の一角にある施設で、具体的には"M3"と略して呼ばれる"Maiden Medical Tower 3"にある[2]。 そこはフリアが最期を迎えるために隔離されていた場所である。その後、アトラスがマントルに墜落して両都市が水没した際に、アトラスともども破壊された。
登場[]
医療施設は少なくとも2階建で、細長い廊下には監視カメラが並んでいた。病室以外に、施設のスタッフが常駐しているような広々としたコンピュータールームなど様々な部屋がある。
フリアの部屋[]
フリアは、乙女の力が他人に移るのを防ぐために、後継者と認められたウィンター・シュニー以外の人（特に女性）とは接触のできないよう、隔離された部屋にいた。
部屋にはほとんど物がなく、壁際に小さなキャビネットスペースとその横にシンク、あとはフリアの横たわるベッドがあるのみである。ベッドサイドには絵具や筆、描きかけと思われる絵の置かれたイーゼルがあり、フリアが絵を描くことを示唆している。また壁に数枚の絵画が飾られている。部屋の壁の一面は、マジックミラーになっており、他の人が乙女の様子をこっそりと観察することができるようになっている。床は半透明である[3]。サーバールームから続くフリアの部屋の入り口には、"Patient Room 920"と記されている表札がある[4]。
フリアの部屋へ行くための廊下にはアトラシアン・ナイト-200が配置されている。
シンダー・フォール、フリア、ウィンター、ペニー・ポレンディーナの戦いの後、乙女の力を解放したフリアの氷によって部屋は完全に覆われ、破壊された。
サーバールーム[]
暗いサーバールームがフリアの部屋と扉でつながっており、部屋の機能を維持していた。一番奥の壁は一面サーバー用コンピューターのラックとなっており、その両脇の壁沿いに大きな棚が設置されている。
床は紺色のタイルでできていて、タイルを上げると非常口が現れるようになっている。それらのタイルは水色のライトで表示される[5]。
歴史[]
ある時、ジェームズ・アイアンウッドはフリアをアトラス医療施設に移した。彼女の乙女の力がウィンターに移るようにするためであり、フリアは残りの日々を隔離された部屋で過ごすことになる。
“With Friends Like These”でアイアンウッドは、ウィンターとペニーに、乙女の力をウィンターに継承させるためにフリアから力を奪うことを命じる。その後、シンダーが施設を襲撃し、廊下を警備していたAK-200を破壊する。
“The Enemy of Trust”では、ウィンターとペニーがシンダーと戦ったことで、施設は大きなダメージを受けた。
“The Final Word”において、アトラスがマントルに墜落して両都市が水没したために、アトラス医療施設も同時に破壊された。
患者[]
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