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アトラス兵(Atlas Soldier)[1]は、"The Final Word"で壊滅したアトラス王国の軍隊であり、また王国中の警察の役割も担っていた。

登場シーン[]

アトラス兵は、上半身にボディアーマーを着用する兵士たちのことである。ボディアーマーの色は白っぽい灰色で、各人によって異なる色のハイライトがヘルメットと腕の部分に入っている。ヘルメットは口元を除き、ほぼ完全に顔を覆っている。パンツは黒地で、ところどころに灰色の部分がある。いくつかのポーチのついたベルトをつけ、腰にはハンドガン、背中には折り畳み式ソードを装備している。また、背中にライフルを括り付けている姿も見られる。

これまでに青、赤、黄、緑のハイライトが施された4種類のアトラス兵が確認されている。これらが階級を表しているのか、それとも任務の違いを表しているのかは不明だが、これまでにそれぞれ様々な役割を担っているのが確認されている。

アーガス駐在の兵士は、白とスレート色の肩幅の広い制服を着ており、2つのバイザーが付いた帽子を目深にかぶっている。

ソリタスの兵士はマロウ・アミンと同じ制服を身にまとっている。白いコートに赤と青色が部分的に入り、さらに青色のパイロットハットを被っている。

歴史[]

"A Minor Hiccup"では、アトラシアン・ナイト-200の披露やアトラシアン・パラディン-290の発表をしている舞台付近を警備している兵士の姿が見られる。 そのうちの2人組の兵士が、ペニー・ポレンディーナルビー・ローズを見つけ、2人を捕らえようと全速力で走り出した。しかし、ルビーたちが起こしてしまった交通事故に気を逸らされ、2人を見失ってしまう。

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ペニーを発見したアトラス兵

"Painting the Town..."で最終的に兵士たちはペニーを見つけることに成功したが、近くのゴミ箱に隠れていたルビーについて尋ねてもはぐらかされた。ペニーが無事であることを確認した彼らは、騒ぎを起こしたペニーをたしなめ、父親を心配させると忠告する。彼らがペニーに一緒に来ることを頼むと、彼女は元気に同意した。

"Dance Dance Infiltration"のダンスパーティーでは、青と赤の2人の兵士がペニーを監督している。赤の兵士が音楽に合わせて足を叩いていたが、そのことを青の兵士に気づかれて止めた。

チームJNPRのダンスナンバーの後、赤い兵士はペニーとロボットのような踊りをしていた。その間、黄色のアトラス兵たちがCCTタワーを守っていたが、変装したシンダー・フォールの襲撃を受けて昏倒させられる。シンダーがハッキングを終わらせた後に2人の黄色の兵士が彼女を追いかけたが、シンダーが変装を解いてダンスパーティーにまぎれたため、混雑したダンスフロアの中で見失ってしまった。

"Breach"では、兵士がドロップシップを操縦する姿が見られ、さらに赤と青の兵士がローマン・トーチウィックが監禁されている独房を警備する姿が再び見られた。

"It's Brawl in the Family"では、ウィンター・シュニーの部下として赤と青の兵士が数名登場する。"Fall"では、試合終了後の無防備なマーキュリー・ブラックに襲いかかったヤン・シャオロンを、複数のアトラシアン・ナイト-200を従えた2人の兵士が逮捕する。その後"PvP"では、シンダーに電波ジャックされた放送を見ていた2人の兵士が、グリムの大群に驚き、圧倒されるシーンが描かれている。

ビーコンの戦いアミティ・コロシアムがグリムに総攻撃された後、数人の兵士がコロシアムから脱出する人々をエアバスに誘導している姿が見られる。さらにビーコン・アカデミーのキャンパスでグリムの大群と戦う姿も多数目撃されている。またコンピューターウィルスによって敵対することになったアトラシアン・ナイトと自律式のアトラシアン・パラディンを阻止するために、人間の兵士たちが奮闘している。

アーガスには、ヌバック兵をはじめとした多くのアトラス兵がおり、アーガスの制服を着ている。また全員がキャロライン・コルドヴィンの部下である。ルビーたちがアトラスへ渡航しようとした際、コルドヴィンがそれを拒否したため、アトラス兵たちもそれに追随した。ルビーたちがマンタを盗もうとしていることに兵士の1人が気づき、彼女たちをコルドヴィンがコロッサスに乗って殺そうとした。兵士たちはコルドヴィンを応援していたが、その後リヴァイアサンの接近や他のグリムの侵略を知る。アトラス兵はグリムと交戦しようとするもその多くが一掃された。ルビーがリヴァイアサンを対処する際の援護を頼んだが、ルビーたちを敵視していたアトラス兵は彼女への協力を拒否した。しかしルビーが眼の力を使用した時は、兵士たちも歓声を上げた。

アトラスではアーマーなどの武装に加え、ソリタスの制服やオフィスの制服なども兵士たちは携えている。ただしソリタスにいるアトラス兵で、青以外のアーマーを身に着けている者は見当たらない。

またアトラス兵はアトラス王国の警察としても活動しているようで、軍が警察と一体であることを示唆している。"The Greatest Kingdom"でルビーたちがマンタを捨ててマントルに上陸した後に、彼女らを捕えようとする兵士の姿が街中で見られた。そして"A New Approach"でエース部隊に捕えられたルビーたちを、兵士たちがマンタでアトラス・アカデミーに連行した。船内にはアトラスの飛行船にレンガを投げつけたフォレストがすでに逮捕されていた。アトラス・アカデミーに到着し、ルビーたちを連行していた兵士たちはアイアンウッド将軍とウィンターに遭遇する。そこでウィンターに「10秒以内に(手錠を)外さなければ痛い目を見るぞ。("You have 10 seconds to take those off, before I start hurting you.")」と言われ、ルビーたちを解放させられた。

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アトラス兵に逮捕されるジャック・シュニー

その後の"Ace Operatives"では、ソリタスのツンドラでグリムを掃討していた複数の兵士が強力なガイストに逆に襲われ、取り逃がした。そのガイストがシュニー・ダスト・カンパニー第2鉱山に逃げ込んだことを突き止め、エース部隊にその旨を伝える場面が見られる。さらに"Sparks"では、民衆が暴動を起こし始めた時に、複数の兵士がアトラス医療施設とマントルでその場に居合わせ、"A Night Off"で暴動に関わった人々を逮捕している。"Worst Case Scenario"で起きたマントルの倉庫での惨殺事件後に、アイアンウッドが大勢が集まることを禁止する夜間外出禁止令を出すと、兵士たちはマントルの街をパトロールし始めた。グリムがマントルへの侵攻を開始し、さらに"As Above, So Below"でマントルの暖房が停止して暴動が発生した時にも、数名の兵士が登場する。またこの事態を引き起こした原因が、ジャック・シュニーアーサー・ワッツの助けを借りたことにあったと判明した際に、兵士がジャックを逮捕した。

アイアンウッドが戒厳令を発動し、ルビーたちの逮捕を命じると、"The Enemy of Trust"に見られるようにアトラス兵たちはそれを実行しようとした。彼らはルビーたちのグループの大部分の取り逃がしたが、ティリアン・キャロウズによるクローバー・エビ殺害の罪を擦り付けられたクロウ・ブランウェンロビン・ヒルの逮捕には成功する。兵士は"Divide"にも登場し、アトラス評議員のスリートカミラが戒厳令を宣言したアイアンウッドと対峙するのを阻止すべく兵士たちは彼らを押し留めようとしたが、アイアンウッドはその場にいる全員の前でスリートを射殺した。

この後、アイアンウッドは捕えていたワッツを呼び出すために独房に兵士を差し向け、連行中には彼を気絶させた。兵士に銃を突きつけられたワッツにアイアンウッドは、ペニーをハッキングするように仕向けた。ルビーたちがアトラス司令部に潜入していることをワッツから知らされたアイアンウッドは、彼女らの計画を阻止するために兵士たちに殺傷性兵器の使用を許可した。

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アトラスの戦いで死んだアトラス兵たち

"War"でセイラムアトラスへの侵攻を開始した時に、複数の兵士が街を守っているのが見える。"Dark"では、シンダーがワッツを脱獄させ、それを兵士たちが阻止しようとする。同時に脱走したクロウとロビンは取り逃がしたが、ジャックの方は再び捕まえることができた。"Witch"では、戦いの中で無数の兵士が死亡した。アトラスの戦いに備えるためにアトラス・アカデミー所属のチームFNKIは軍に徴兵された。

"Risk"で示されたように、アイアンウッドの行動により、多くの兵士がアイアンウッドの周りで神経質になっていた。

"Worthy"でシンダーとニオポリタン、ワッツはアトラス司令部を乗っ取るために、そこに配置されていたアトラス兵を全員殺害して制圧した。

アトラス王国が崩壊した後、アトラス兵が生存していたかどうかは不明である。

技能と力量[]

完全な実力は未知数だが、アーマーを着た状態での体力と耐衝撃性は優れており、踏ん張りの強く利くブーツを履いているようである。減速している車を、ひるむことも動じることもなく、また目立った被害もなく、体で受け止めることができ、仲間に追跡を続けるようすぐに合図した。

アトラス兵はライフルとハンドガンを所持し、ライフルは背中に背負っている。また、至近距離で戦うために折り畳み式ソードを携行する姿も確認されている。

シンダーとの戦闘では最終的には敗北したが、一時的とはいえ持ちこたえたことからもわかるように、白兵戦の訓練も積んでいる。

トリビア[]

参考文献・脚注[]

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