RWBY Wiki
RWBY Wiki
Advertisement
RWBY Wiki
840
ページ
I have one bomb. That's all it will take.
(こちらには一つ爆弾がある。それで全て片が付くだろう)


アトラス・ボム(Atlas Bomb)ペイロード(Payload)とも呼ばれ、アトラスの科学者によって開発された爆弾である。 当初の目的はモンストラの破壊であったが、後にマントルの破壊へと変更された。“The Final Word”において、アーサー・ワッツが起爆装置を作動させたが、その爆発はヴァイン・ゼキが自らを犠牲にすることで最小限に抑え込まれた。

概要[]

アトラス・ボムは、ホワイト・ファングが使用した爆弾に似ており、側面が扁平で細い、大きな円筒形の爆弾である。アトラス・ボムはホワイト・ファングのものよりもはるかに大きく、色は薄い灰色をしている。爆弾全体に赤く光るハイライトがあり、これは爆弾の中に貯蔵されているダストに由来すると考えられる。

スクロールに似たハードライト・ダスト製のインターフェースを持ち、そこで爆弾の起動やタイマーの設定を行うことができる。“The Final Word”でワッツがアトラス司令部からアクセスして起動させられたように、アトラスのCCTネットワークを通じて遠隔操作することができる。マントル全土を破壊できるとされていることから、爆発の範囲はかなり広いようである。

歴史[]

モンストラがアトラスに上陸し、グリムの大群がアトラス軍への攻撃を開始した後、アトラス中央司令部の職員はこの侵略を止めるための方法を検討し始めた。アトラスを取り囲むハードライト・シールドを再起動させることも、巨大なモンストラに外部からダメージを与えることもできなかったアトラス軍は、モンストラを内部から爆破する提案をし、“War”において科学者チームが爆弾の開発に着手した。

エース部隊アトラス兵は、爆弾の到着に備えてグリムとの戦線を維持し続けた。“Witch”の時点で爆弾は完成しており、投下できる状態になっていた。爆弾を積んだカーゴ・シップが戦場に送り込まれ、モンストラの近くに着陸した。

ウィンター・シュニーと他のエース部隊員が爆弾をモンストラの近くに運ぶ任務を請け負っていたが、彼らがその任を果たす前にモンストラとその周囲にいたグリムの多くは、ロング・メモリーに蓄積されていた力による大規模な爆発によって滅ぼされた。彼らは一旦アトラス・アカデミーに爆弾を持ち帰り、そのことをアイアンウッドに報告すると、彼は爆弾を再利用することを思いつく。ペニー・ポレンディーナが彼の命令に従わない場合、この爆弾を使ってマントルを破壊するというメッセージを国中に放送した。

Risk”でアイアンウッドはウィンターやエース部隊に、爆弾を早めにマントルへ落とすよう指示を出し、最後通告がただの脅しでなかったことを明かした。

Creation”では、クロウ・ブランウェンロビン・ヒルが爆弾の使用を阻止すべく、カーゴ・シップに爆弾を積み込むアトラシアン・ナイト-200を破壊した。エース部隊がクロウたちを止めようとしたが、そのエース部隊と袂を分かったマロウ・アミンフリーズによって行動不能にさせられた。

Worthy”でワッツは、ハッキングしたアトラシアン・ナイト-200をクロウとロビンに差し向け自爆攻撃をさせようとした。マロウが二人をかばったが、代償に彼のオーラが破壊され、彼のセンブランスによって拘束されていたエース部隊が解放された。爆弾を積んだカーゴ・シップにハリエット・ブリースーパー・スピードを使って乗り込み船を発進させると、ヴァインもそれを追うためにオーラ・ヴァインズを使ってカーゴ・シップに飛び乗った。

船に乗り込んだヴァインが爆弾を使わないようにハリエットを説得したが、彼女は課された命令を実行すべきだと主張した。ロビンが別のカーゴ・シップを操縦してハリエットの船に追いつき体当たりをする。そのことに激高したハリエットはヴァインの説得を拒絶し、爆弾を起動させると、ヴァインを船から蹴り落とした。その後クロウがハリエットを止めるためにカーゴ・シップのコクピット直接突撃してハリエットと戦う一方で、ワッツが爆弾を積んだカーゴ・シップをハッキングしてマントルへと向かわせた。“The Final Word”ではクロウもハリエットの説得を試み、エルム・エダーネの説得もあってハリエットは爆弾の使用をやめた。しかしワッツが遠隔操作で爆弾の時限式タイマーを起動させたため、手遅れとなった。ヴァインは自身のセンブランスで爆発を食い止めるために、他の人間を船から退去させた。カーゴ・シップ全体を包むヴァインのオーラの中で爆弾は爆発し、ヴァインは死亡した。

トリビア[]

  • この爆弾は、RWBY: Grimm EclipseのChapter 4で、チームRWBYマウンテン・グレンの洞窟で遭遇した爆弾と似たデザインをしており、都市の地下部全体が破壊されるのを防ぐために、チームRWBYが荷車に取り付けて裂け目に追い落とさければならないものであった。
  • Volume 8のディレクターズ・コメンタリーで、Eddy Rivasはこの爆弾を「チェーホフの核爆弾("Chekhov's Nuke")」と呼んでいる[1]。これはホワイト・ファングの地下施設にあった爆弾と酷似していることを受けての、「チェーホフの銃("Chekhov's gun")」を引用した言葉遊びだと思われる。

参考文献・脚注[]

  1. RWBY Volume 8 Directors' and Writers' Commentary
Advertisement