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Smarter, sleeker, and admittedly, a little less scary.
(より賢く、より洗練され、そして明らかに、親しみやすい)


アトラシアン・ナイト-200(Atlesian Knight-200、略称AK-200)は、アトラス軍の所有するロボット歩兵の一種で、アトラシアン・ナイト-130の後継機として開発されたモデルである。

外見[]

アトラシアン・ナイト-200は、アトラシアン・ナイト-130より細身で、より人っぽい外見をしている。白い鎧を身にまとい、その下に黒いロボットのようなものが見える。胴や首、関節は細く装甲も薄い一方、胸部と脚部は太く強固に保護されているようである。ライフルを斜めに背負った姿がよく見られる。

シンダー・フォールによってコンピューター・ウイルスに感染させられた時に、黒い面頬や体の一部が赤く発光した。

Volume 7では、黒い面頬や体の一部が青い光を放つようになった。Volume 8で登場したシュニー・ダスト・カンパニー所属のAK-200は、同社のロゴが背中に描かれていた。

RWBY #3では、白いタキシードを着た姿が確認されている。

歴史[]

アトラシアン・ナイト-200は、"A Minor Hiccup"で初めて登場し、ジェームズ・アイアンウッド将軍が、間もなく発売されるAK-130の後継機として観衆に紹介した。紹介されたAK-200は旧型のAK-130を蹴り倒しながら人前に現れ、人間の動作を真似てポーズをとり、観客の喝采を浴びながら、アイアンウッドがその優位性を説いた。

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ドロップシップから部隊を展開するアトラシアン・ナイトー200

ヴェイルに初めて配備されたのは、マウンテン・グレンからヴェイルにつながる、廃線となった地下鉄のトンネルから大量のグリムが侵入してきた時である。"Breach"において、アトラシアン・ドロップシップからAK-200の部隊がいくつも降下し、グリムとの戦闘を支援した。その後、逮捕されたローマン・トーチウィックを勾留させる任務が何体かに与えられた。

この出来事もあり、ヴェイル議会はヴァイタル・フェスティバルでの市民の安全を保証できないと不安になり、アトラスに応援を頼んでアイアンウッドをヴァイタル・フェスティバルの警備責任者として任命した。そのためか、フェスティバルの会場とアミティ・コロシアムでAK-200が巡視している姿が見られた。"It's Brawl in the Family"では、ウィンター・シュニーの護衛の中にAK-200が数台含まれていた。クロウ・ブランウェンが彼女の注意を引くために、そのうちの2体を簡単に破壊している。

ヒューマン・ネクストワークの開発研究所で、ロイ・スタリオンがモデリングルームで作業している間に、研修生がロイの円月輪をいじって甲の丸鋸部分を飛ばしてしまい、AK-200の首を切ってしまうという事故を起こした。この研修生はその後、ウィンターによって給料を差し引かれた[1]

"Fall"で行われたヴァイタル・フェスティバル・トーナメントの試合終了直後、ヤン・シャオロンが突然マーキュリー・ブラックの足を折った。ヤンの蛮行に、2人のアトラス兵と共に数台のAK-200がアミティ・コロシアムのアリーナに駆けつけて彼女を逮捕した。"Destiny"では、2体のAK-200が学生寮のチームRWBYの部屋を警備し、その中でアイアンウッドがチームRWBYと会話した。

その後"Battle of Beacon"から始まるビーコンの戦いでは、コロシアムから避難する市民を守るためにAK-200部隊が投入され、ヴェイルの街中やビーコンの中庭でグリムと戦っていた。しかしトーチウィックが盗んだアトラシアン・エアシップの艦橋で、シンダーの仲間が作成したコンピューター・ウイルスを使用したため、ヴェイル中に展開していたアトラス軍のほぼすべてのロボット兵がハッキングされてしまい、AK-200はビーコンを防衛していた戦闘員のみならず民間人へも攻撃し始めた。

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ブラック・クイーンに感染して暴走するAK-200

ブレイク・ベラドンナワイス・シュニーはビーコンの中庭でその大群を撃破し、グリンダ・グッドウィッチとクロウはヴェイルの街の路上から一掃した。アイアンウッドの操縦するドロップシップ内に配備されていたAK-200も彼を裏切り、飛行船は制御不能に陥って墜落した。しかし墜落する寸前にアイアンウッドは飛行船から飛び降ってヴェイルの街に舞い戻ると、暴走した兵器を自らの手で破壊する。最終的に、アトラス軍をハッキングしていたエアシップが破壊されたために、アトラス軍のロボット兵が停止したと推測される。

特に大陸間通信システム崩壊直前のヴェイルから放送された最後の映像は、アトラシアン・ナイト-200が無差別に市民を襲うもの(マーキュリー記録)であった。CCTシステムの崩壊による情報の遮断に加え、この最後の映像から、アトラスは他の国々から不信感を持たれるようになった。

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セイバーに圧倒されるAK-200

Volume 7マントルの街を巡回するアトラシアン・ナイト-200が再登場したが、セイバーの群れに圧倒されていた。またフリアが収容されていたアトラス医療施設に常駐するなど、全編を通してアトラス軍を支援する姿が見られた。"Sparks"でマントルで暴動が発生したが、その関係者を"A Night Off"でAK-200が逮捕していた。

マントルの防護壁を修理するために、ハッピー・ハントレスアミティ・コミュニケーション・タワーの資源を盗み始めた時、護衛についていた多くのAK-200が彼女らに襲撃された。その後"As Above, So Below"でマントル市民が、アトラスに暖房を止められて見捨てられたと思い込んで暴動を起こした際、複数のAK-200が暴徒化した市民たちを解散させようとした。しかしAK-200が市民たちに近づこうとすると、マントル市民たちは怒りからAK-200を破壊した。同じ頃、他のAK-200部隊がグリムの侵攻を食い止めようとしていたが、グリムの侵攻を容易く許してしまう。

"Gravity"で戒厳令を敷こうとしたアイアンウッドがルビー・グループの逮捕を命じると、チームRWBYにはエース部隊が立ちふさがったが、チームORNJに向かったであろうAK-200は廊下でバラバラに破壊された姿で目撃された。また医療施設の廊下を警備していたAK-200は、フリアのを自らのものにしたいシンダーによって全て破壊された。

"Refuge"では一部のAK-200が、シュニー・ダスト・カンパニーの子会社であるスノー・シュー運送施設の作業ドローンとして購入されていたため、軍に報告されていなかったことが明らかになる。このためルビーたちはスノー・シュー運送のAK-200に攻撃される心配をすることなく、施設の輸送管を利用してアトラス司令部に潜入し、アミティ・コミュニケーション・タワーを打ち上げるためのパスコードを手に入れる計画を立てた。

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クロウロビン目掛けて自爆するようワッツにハックされたAK-200

またルビーたちがアミティ・プロジェクトを優先し、自力で成功させようと計画している一方で、マントル市民の避難を優先したヤン・グループが、ピエトロ・ポレンディーナの薬屋に侵入していたAK-200たちを素早く倒した。"Ultimatum"においてアイアンウッドがルビー・グループに最後通告した後、アーサー・ワッツが"Risk"で、破壊されたAK-200をハッキングしてルビーとアイアンウッドの通信を傍受した。"Creation"でAK-200部隊は、マントルへ運ぶ爆弾をドロップシップに積み込む準備をする。しかしそれを阻止しようとしたクロウとロビン・ヒルに襲撃された。エース部隊が2人を止めに来たが、アイアンウッドから離反したマロウ・アミンセンブランスを使い、エース部隊を拘束する。しかし制圧済みのアトラス司令部からワッツはAk-200をハッキングして、クロウとロビンに向けて自爆攻撃をさせようと画策する。マロウはその爆発から2人を守って気を失い、エース部隊を拘束していた力が消えた。その結果、ハリエット・ブリーはマントルに爆弾を届けることを決行し、クロウとロビン、ヴァイン・ゼキが彼女を追うことになった。

アトラス王国滅亡時に残っていたAK-200は、すべて壊れた蓋然性が高い。

特徴と能力[]

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ライフルを構えるAK-200

アトラシアン・ナイト-200は、前モデルであるAK-130とは異なり火器を内蔵することなく、アトラス兵と同じ様な携帯用ライフルを装備している。命中精度に難はあるものの、大人数での戦闘では弾幕となるため、脅威にある。ライフル以外の武器として、AK-200は前腕部に内蔵型のブレードを備えており、近接戦闘に使用することができる。

RWBY: Amity Arenaによれば、AK-200はAK-130よりも知能が向上している。

1隻のアトラシアン・ドロップシップからおよそ10機程度のAK-200を自由落下で、直接、戦闘地域に投下することができる。グリムとの戦闘ではそれなりに有効であり、ボーバタスクアーサのような弱いグリムならば倒せたが、勝つためには圧倒的な数が必要であった。

そして熟練したハンターには敵わない。クロウは素手で2体のAK-200を容易く倒し、ブレイクやワイスは何十体もの数を簡単に破壊した。

トリビア[]

  • AK-200のヘルメットは、当初、顔文字でエモーションを行うデジタルフェイスになる予定だった[2]
  • "As Above, So Below"において、AK-200がグリムにわずか数秒で圧倒されたことは、アトラスがマントルに対して十分な配慮をせず、マントルに大した防御力を与えてこなかったことを表すものである[3]
  • "The Enemy of Trust"制作時、ペニーとウィンターがシンダーと戦う場面でスタッフが考えついたアイデアのひとつに、シンダーが乙女の力を使って倒れたAK-200を復活させてペニーと対峙させるという、いわば人形劇のようなものがあった。実際は、乙女の力でいくつもの壁をシンダーが突き破るというものになった[4]

参考文献・脚注[]

  1. Roy Stallion card bio
  2. The World of RWBY: The Official Companion Page 152
  3. RWBY Volume 7 Crew Commentary – Chapter 9
  4. RWBY Volume 7 Crew Commentary – Chapter 13
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